導入事例
戸田建設・工事主任が語る《スマホ測量》導入での大きな変化!TSやレーザースキャナーをGeo Scanに替えて超効率化!【YouTube動画あり】
- 「人手が足りない。現場の生産性を高めたい…」そんな課題を克服するために、Geo Scanを導入
- 平均断面法では、時間と手間がかかり過ぎる……
- 広域現場なのにドローン測量じゃない!? Geo Scanを選んだ理由とは?
- 鋼矢板や仮設杭、仮設橋にも。Geo Scanで「位置出し」業務を革新!
- TSの制約からの解放。器械の据え替え不要、レベル測量不要で、時短&効率化
- 「事務所に戻って.simデータを作り直さなきゃ……」《事務所 ⇔ 現場》の往復ストレスが激減
- スマホ1台あれば、事務所仕事も「現場」で即解決!
- 若手でも未経験者でも、一人で完結する測量業務。チーム全体に波及する効率化
- 教育時間の劇的削減!コア業務に時間を割けるように
- 外部の派遣社員や未経験者との協業もスムーズに
- 「1時間で事務所に戻ろう」が、結局3〜4時間に…。Geo Scanが、測量日の残業を解消してくれた
- Geo Scanには、他のICTツールとの決定的な「違い」と「魅力」を感じた
- 建設業の魅力を、次世代に伝え続けるために。地域の建設業にこそ、Geo Scanを活用してほしい
- Geo Scanユーザー「戸田建設」のインタビュー動画をYouTubeでチェック!
戸田建設で工事主任を務める村中氏は、神奈川県横浜市と千葉県成田市の施工現場におて、オプティムの高精度スマホ測量「OPTiM Geo Scan(以下、Geo Scan)」を導入し、測量業務の大幅な効率化を実現した。

数ヘクタールにおよぶ調整池の掘削現場では、トランシットやトータルステーション(TS)を据え替えながら進めていた従来の測量を、Geo Scanに切り替え、最低2人は必要だった作業を1人で完結できるようにした。
さらに、若手社員や外部から来た技術者でも、数十分のレクチャーで即戦力として測量を担えるようになり、残業時間の削減にもつながっている。

今回は、Geo Scan導入の経緯から具体的な活用法、そして現場にもたらされた変化について、Geo Scanの事業責任者を務めるオプティム坂田氏と戸田建設 工事主任 村中氏の対談YouTube動画の模様を紹介していく。
「人手が足りない。現場の生産性を高めたい…」そんな課題を克服するために、Geo Scanを導入
村中氏は戸田建設に入社して10年以上のキャリアを有する。
2024年度は横浜市の大門川の現場に従事し、2025年時点では千葉県成田市の造成現場を担当している。
(写真:戸田建設 工事主任 村中氏)
Geo Scanを導入するきっかけとなったのは、村中氏が担当していた横浜市の大門川の現場だった。
造成面積は約1万3,000㎡と比較的小規模だった一方、調整池の面積は約5ヘクタール。延長数百メートルに及ぶ調整池の座標確認や測量が必要となり、少ない人数で作業を進めるには時間がかかるという課題があった。

何とか精度を保ちながら、少人数で省力化できる方法はないか。
そんなときに戸田建設本社から提案されたのが高精度スマホ測量「Geo Scan」だったという。
(写真:Geo Scanを扱う村中氏)
キャリア10年以上の村中氏にとって、測量業務は長く経験がある分野だ。
しかし従来の方法には、多くの手間が伴っていた。


日々の進捗管理に関しては、測量会社に依頼し、数十メートルごとに測点を設けて断面を切り、平均断面法を用いてエクセルで数量計算を実施していたという。
今回村中氏と対談を行ったオプティム坂田氏もゼネコン勤務時代に同様の経験を持つ。
(写真:パソコン画面内はオプティム Geo Scan事業責任者 坂田氏)
数ヘクタールもある広大な現場であれば、通常であれば、ドローン測量が選択されることが多い。
しかし、横浜市の河川の現場ではGeo Scanが選ばれた。
その理由について、村中氏はこう説明する。

また村中氏は、日々の進捗管理でも週1回程度は、Geo Scanを活用する。

さらに、Geo Scanで取得した点群データは、オプティムのサポートサービスを受けて、3次元設計データへの変換までも行った。

その3次元設計データは、出来高の数量報告用の正式な協議資料として活用できたという。
Geo Scanの中でも、特に村中氏が評価するのが「GeoPoint」機能だ。
鋼矢板や仮設杭(H鋼杭)、仮桟橋の基礎・敷下駄・覆工板の位置出しに、「GeoPoint」機能を活用した。

オプティム坂田氏は、測量技術の変遷を振り返りながら、Geo Scanの革新性について触れた。

戸田建設 村中氏も、トータルステーション(TS)との比較について具体的に語る。
(写真:Geo Point機能で位置を出す村中氏)


オプティム坂田氏も「杭、飛ばされますよね(笑)」と共感を示す。現場を知る者同士ならではの会話だ。
GeoPoint機能での位置出しは、村中氏の働き方そのものを変えた。
工事主任を担う村中氏は、事務所での計画や協議と、現場での施工管理を半々で担当している。
(写真:千葉県 成田市の造成工事現場 戸田建設事務所内にて)

しかしGeo Scanの導入により、この問題が解決されたのだ。
さらに、Geo Scanに搭載されている「体積計算」「数量計算」の機能も、現場業務を大きく変えたという。
Geo Scanの導入効果は、村中氏だけでなくチーム全体に波及している。


千葉県・成田市の現場では、盛土の沈下盤の位置出しなどを、若手社員に任せているという。
オプティム坂田氏も自身のゼネコン勤務時代を振り返る。

坂田氏の先の発言にもあるように、従来の測量は習熟するまでに膨大な時間がかかる。
しかし、Geo Scanはこの課題すらも一気に解決した。

教育時間の削減は、村中氏の業務配分にも大きな影響を与えたというのだ。
近年の建設業界では、深刻な人手不足を背景に、派遣社員や未経験者の入職が増加している。村中氏もこの変化を実感している。
またオプティム坂田氏は、自身が現場にいた時代との変化をこう指摘する。


Geo Scanは、この課題への解決策となっている。

測量業務の効率化は、労働時間の削減にも大きく貢献している。


残業時間の削減には、現場に導入された様々なICTツールが寄与しているが、Geo Scanもその一翼を担っている。
(写真:Geo Scanで位置情報を取得するために使用する高精度なGNSSレシーバー)
Geo Scanを初めて知った時の印象について、村中氏はこう振り返る。

村中氏が従事する千葉県成田市の造成現場(2025年時点)では、Geo Scanのさらなる活用を検討しているという。

ICT建機を使わない掘削工事、切土・盛土工事の部分でGeo Scanを活用し、法丁などの丁張りをGeo Scanで管理していく計画だ。
Geo Scanを知らない方々へのメッセージをお願いすると、村中氏は地元建設業への想いを語った。
村中氏の実家は、地方で建設業を営んでいる。

そこで目にする建設業の現実が、村中氏の想いを一層強くさせた。
最後に建設業の魅力について尋ねると、村中氏は目を輝かせた。
Geo Scanのようなツールは、測量業務や技術者の教育といった付帯的な業務の負担を軽減し、建設業の本質である「ものをつくり上げる喜びと達成感」に集中できる環境を作る。

人手不足に悩む建設業界にとって、Geo Scanは単なる効率化ツールではなく、建設業の魅力を次世代に伝え続けるための、重要な鍵となるかもしれない。

ICTによる建設DXが叫ばれる中、本当に現場を変えるのは、高度で複雑なシステムではなく、「誰でも使える」シンプルさを持ったツールなのだろう。
戸田建設 村中氏の事例は、そのことを私たちに教えてくれる。
OPTiM Geo Scan についての詳しい資料はこちらから!!

数ヘクタールにおよぶ調整池の掘削現場では、トランシットやトータルステーション(TS)を据え替えながら進めていた従来の測量を、Geo Scanに切り替え、最低2人は必要だった作業を1人で完結できるようにした。
さらに、若手社員や外部から来た技術者でも、数十分のレクチャーで即戦力として測量を担えるようになり、残業時間の削減にもつながっている。

今回は、Geo Scan導入の経緯から具体的な活用法、そして現場にもたらされた変化について、Geo Scanの事業責任者を務めるオプティム坂田氏と戸田建設 工事主任 村中氏の対談YouTube動画の模様を紹介していく。
「人手が足りない。現場の生産性を高めたい…」そんな課題を克服するために、Geo Scanを導入
村中氏は戸田建設に入社して10年以上のキャリアを有する。
2024年度は横浜市の大門川の現場に従事し、2025年時点では千葉県成田市の造成現場を担当している。
(写真:戸田建設 工事主任 村中氏)「部下や同僚を抱えていますので、工事主任の立場として、生産性向上についても考慮しながら仕事を進めています」(戸田建設 村中氏)
Geo Scanを導入するきっかけとなったのは、村中氏が担当していた横浜市の大門川の現場だった。
造成面積は約1万3,000㎡と比較的小規模だった一方、調整池の面積は約5ヘクタール。延長数百メートルに及ぶ調整池の座標確認や測量が必要となり、少ない人数で作業を進めるには時間がかかるという課題があった。

何とか精度を保ちながら、少人数で省力化できる方法はないか。
そんなときに戸田建設本社から提案されたのが高精度スマホ測量「Geo Scan」だったという。
(写真:Geo Scanを扱う村中氏)「大門川の現場では、掘削前の起工測量や日々の掘削進捗の把握、土留め杭等の位置出しと、幅広くGeo Scanを活用しました」(戸田建設 村中氏)
「加えて、現地盤の“下がり”や現況レベルの“高さ”を測定して土量を算出し、発注者との打ち合わせや設計変更の協議にも、Geo Scanは活躍しました」(戸田建設 村中氏)
平均断面法では、時間と手間がかかり過ぎる……
キャリア10年以上の村中氏にとって、測量業務は長く経験がある分野だ。
しかし従来の方法には、多くの手間が伴っていた。

「トランシットでの測量の場合だと、器械を据えて仮ポイントを出して据え替えて、また測定して……。この地道な動きを繰り返しながら測量を行います」(戸田建設 村中氏)
「また、杭芯の位置出しでは、新しく出したポイントから追い出して測定していく方法をとっていました」(戸田建設 村中氏)

日々の進捗管理に関しては、測量会社に依頼し、数十メートルごとに測点を設けて断面を切り、平均断面法を用いてエクセルで数量計算を実施していたという。
今回村中氏と対談を行ったオプティム坂田氏もゼネコン勤務時代に同様の経験を持つ。
(写真:パソコン画面内はオプティム Geo Scan事業責任者 坂田氏)「私が現場にいた2000年代も、測量会社に依頼して、断面を切ってもらって平均断面法でエクセル計算し、発注者に進捗報告をしたり、設計変更の協議をしていました。村中さんと同じやり方でしたね」(オプティム 坂田氏)
広域現場なのにドローン測量じゃない!? Geo Scanを選んだ理由とは?
数ヘクタールもある広大な現場であれば、通常であれば、ドローン測量が選択されることが多い。
しかし、横浜市の河川の現場ではGeo Scanが選ばれた。
その理由について、村中氏はこう説明する。

「基地が近かったため、ドローンを飛ばすには法的な制約・制限が多かったんです。それでなくてもドローン測量は、フライトプランを立てたり、申請をしたり、標定の準備をしたりと手間がかかります……。広域であってもGeo Scanで測量した方が、スピーディだと判断しました。精度も申し分ないですからね」(戸田建設 村中氏)
また村中氏は、日々の進捗管理でも週1回程度は、Geo Scanを活用する。

さらに、Geo Scanで取得した点群データは、オプティムのサポートサービスを受けて、3次元設計データへの変換までも行った。
「私も3次元モデリングは多少できるのですが、特殊な形状や細かい部分の作業には、時間を要します」(村中氏)
「オプティムさんが、私どもの希望するスケジュールで3次元データを納品してくださったので助かりました」(村中氏)

その3次元設計データは、出来高の数量報告用の正式な協議資料として活用できたという。
鋼矢板や仮設杭、仮設橋にも。Geo Scanで「位置出し」業務を革新!
Geo Scanの中でも、特に村中氏が評価するのが「GeoPoint」機能だ。
鋼矢板や仮設杭(H鋼杭)、仮桟橋の基礎・敷下駄・覆工板の位置出しに、「GeoPoint」機能を活用した。

「Geo Point機能では、平面図からの誘導モードを使いました。従来のトータルステーション(TS)と比較すると、業務時間はかなり短縮されました」(戸田建設 村中氏)
オプティム坂田氏は、測量技術の変遷を振り返りながら、Geo Scanの革新性について触れた。

「昔は自動追尾型のトータルステーションすらなかったので、測量するエリアの近くに基準点がなければ、前日に基準点を設けて器械点を据えて、バックを見ながら角度・距離を測って位置を出す。毎日その繰り返しで本当に大変でしたよね……」(オプティム 坂田氏)
「さらに、自動追尾型TSの登場で、ワンマンで測量ができるようになりましたが、結局、後方交会法を用いて、2点は視通しなければならず、本当の意味での効率化には、なかなか繋がっていないのが現状ですよね」(坂田氏)
TSの制約からの解放。器械の据え替え不要、レベル測量不要で、時短&効率化
戸田建設 村中氏も、トータルステーション(TS)との比較について具体的に語る。
(写真:Geo Point機能で位置を出す村中氏)「Geo Scanは、トータルステーション(TS)のように据え替えの必要がないので、時短&効率化という意味でかなり大きいです」(戸田建設 村中氏)
「それに、TSで測量していた時は、結局、レベルを使って高さを見ていたので、それも不要になったことは、生産性向上にかなり寄与しています」(戸田建設 村中氏)

「Geo Scanなら、杭を打つ場所の平面的な位置をGeo Point機能で誘導して、地盤高がいくつだから杭長はここまでだなと、高さの管理まで一気にできますからね」(戸田建設 村中氏)

「現場によっては盛土等が存在して、地理的な制約のためにTSが飛ばせない場合もありますが、Geo Scanならそれもありません。また、仮に杭が飛ばされてもすぐに復旧できるので、非常に助かっています」(村中氏)
オプティム坂田氏も「杭、飛ばされますよね(笑)」と共感を示す。現場を知る者同士ならではの会話だ。
「事務所に戻って.simデータを作り直さなきゃ……」《事務所 ⇔ 現場》の往復ストレスが激減
GeoPoint機能での位置出しは、村中氏の働き方そのものを変えた。
「従来は、現場に行ってから『やっぱりこのポイントを見ておきたい』と思いつくと、わざわざ事務所に戻って、時間を掛けてシーマデータ(.sim)作り直してから、再度、現場に出向くということが頻繁にありました……」(村中氏)
工事主任を担う村中氏は、事務所での計画や協議と、現場での施工管理を半々で担当している。
(写真:千葉県 成田市の造成工事現場 戸田建設事務所内にて)「事務所では計画をして、発注者と協議して、ということが多いのですが、もちろん現場での管理業務もあります。現場に出ているのに一旦事務所に戻るというのは非効率ですし肉体的にも大変でした」(村中氏)

「しかも、現場に出ていると、外部の協力会社さんもたくさん働いてるので、ちょっとした指示出しや確認のために現場に留まっている必要があります」(村中氏)
「一度、現場に出てしまうと、なかなか事務所に戻るタイミングがないんですよね……」(村中氏)
しかしGeo Scanの導入により、この問題が解決されたのだ。
スマホ1台あれば、事務所仕事も「現場」で即解決!
「スマホの中に現場の平面図データが入っていて、いつでもどこでも指示を出せたり、すぐに確認できるというのは、ストレスが本当に減りました」(戸田建設 村中氏)
さらに、Geo Scanに搭載されている「体積計算」「数量計算」の機能も、現場業務を大きく変えたという。
「現場で協力会社の方々と話していると、仮置きした盛土が何㎥あるのか?ダンプの手配をどうしようか?といった様々な調整が発生します。でも、Geo Scanがあれば、その場ですぐに計算・把握ができて、正確な情報を協力会社さんたちに伝えられます。『事務所仕事がスマホで完結できる』イメージですよね」(村中氏)
若手でも未経験者でも、一人で完結する測量業務。チーム全体に波及する効率化
Geo Scanの導入効果は、村中氏だけでなくチーム全体に波及している。

「横浜市の大門川の現場でも、現在従事する成田市の造成現場でもそうですが、従来は、測量をするには、2人以上の人手が必要でした」(村中氏)

「特に人手が少ない現場や、自分が他の業務に追われている時は困っていました。しかし、Geo Scanを使ってからは、TSやトランシットがわからない若手技術者でも、1人で業務を完結してきてもらえるので、私だけでなくメンバー全体で時短に繋がっています」(村中氏)
教育時間の劇的削減!コア業務に時間を割けるように
千葉県・成田市の現場では、盛土の沈下盤の位置出しなどを、若手社員に任せているという。
「若手社員が単独で、沈下盤の設置などの位置出し業務を行えるようになったので、私は他のコア業務に時間を割けるようになりました」(戸田建設 村中氏)
オプティム坂田氏も自身のゼネコン勤務時代を振り返る。

「私もゼネコンに勤務していた若手の時は、どうしても一人では完結できないから、先輩に『すみません、一緒に測量行ってください』と気を遣いながらお願いしていました(笑)。ただ、今振り返ると、先輩方は、若手の測量技量を上げるために、多くの時間を使ってくれていたんですよね」(オプティム 坂田氏)
坂田氏の先の発言にもあるように、従来の測量は習熟するまでに膨大な時間がかかる。
「5、6年前までだと、新入社員にトータルステーション(TS)やレベルの使い方を一から教えるところからスタートするのが、当たり前でした」(村中氏)
「ただ、ちょっと操作を教えるだけでも1時間近くかかります。『器械の据え方が違うよ』といった細かい指導も含めると、指導者側もすごく労力がかかりますし、覚える若手たちも難しくてなかなかできるようにならない……。そのもどかしさは、常に抱えていました」(村中氏)
しかし、Geo Scanはこの課題すらも一気に解決した。

「Geo ScanはiPhoneアプリなので、操作のベースがiPhoneです。ですから、 操作に慣れるまでのハードルがかなり低いです。30分くらい説明を受ければ、誰でも使えるようになります。スキルを身につけるまでのスピード感は段違いですよね」(村中氏)
「発注者との協議、原価管理、品質管理、安全管理など、他の重要業務への時間配分が、かなりできるようになりました」(村中氏)
教育時間の削減は、村中氏の業務配分にも大きな影響を与えたというのだ。
外部の派遣社員や未経験者との協業もスムーズに
近年の建設業界では、深刻な人手不足を背景に、派遣社員や未経験者の入職が増加している。村中氏もこの変化を実感している。
またオプティム坂田氏は、自身が現場にいた時代との変化をこう指摘する。

「私が現場にいた2000年代は、現場にいるほとんどの方が正社員で、この方はどういうことができるのか?技能レベルや知識量をある程度把握できる人たちと仕事をしていました」(オプティム 坂田氏)
「しかし現在は、外部委託が増えたことで、現場ごとでやり取りすることが増え、一人ひとりの技術者の技能が判断しにくいという、新たな課題があるようですね」(坂田氏)村中氏は頷く。

「そうなんです。近年、現場の給与ベースは上がってきているので、派遣スタッフであっても、未経験の方が現場に入ることが多くなり、その場合は、私どもが一から教えなければなりません」(村中氏)
「この現場限りの派遣スタッフの方々に、測量技術を手とり足取り教えるというのは、かなりの労力で……」(村中氏)
「しかも毎回、どの現場でもそれをやらないといけないというのが、大きな負担で……」(村中氏)
Geo Scanは、この課題への解決策となっている。

「測量のことが分からないスタッフでもGeo Scanがあれば、数十分レクチャーすれば『ちょっと位置出ししてきてもらえますか?』『このエリアの点群を取ってきてください』と業務をすぐに任せることができます」(村中氏)
「Geo Scanはそういった点において、未経験の派遣の方々でも、すぐに、確実に、現場の戦力になってもらえるツールだと思います」(村中氏)
「1時間で事務所に戻ろう」が、結局3〜4時間に…。Geo Scanが、測量日の残業を解消してくれた
測量業務の効率化は、労働時間の削減にも大きく貢献している。

「Geo Scan導入前は、測量を実施する日は、例えば『1時間で事務所に戻ろう』と決意して現場に向かっても、平気で3〜4時間、現場にかかりっきりになるのが、当たり前でした」(村中氏)
「結局、夕方まで現場に出て、そこから事務所に戻ってデータ整理をすることになるので、約2〜3時間の残業が常態化していました。測量業務だけでそれだけの残業時間が出てしまうと、他の業務がどんどん後ろ倒しになってしまいます」(村中氏)
「しかも、私が入社した頃は、土曜日も稼働していたので、今とは残業時間は、比べ物になりません」(村中氏)

残業時間の削減には、現場に導入された様々なICTツールが寄与しているが、Geo Scanもその一翼を担っている。
(写真:Geo Scanで位置情報を取得するために使用する高精度なGNSSレシーバー)「Geo Scanのような、誰でも簡単に使える測量アプリが出てきてくれたおかげで、一人ひとりの残業時間を減らすことができています。教育時間の削減、一人での測量作業の実現、現場でのデータ処理の完結、現場と事務所の移動時間の削減など、労働時間の削減に大きく貢献してくれています」(村中氏)
Geo Scanには、他のICTツールとの決定的な「違い」と「魅力」を感じた
Geo Scanを初めて知った時の印象について、村中氏はこう振り返る。
「これまでも、建設業界では、たくさんの革新的なプロダクトが登場しています。ただ、どのプロダクトも操作が難しかったり、使い方に独特の癖があって習熟するまでのハードルがとても高い印象でした」(村中氏)
しかし、Geo Scanは、先程もお話しましたが、iPhoneの操作さえできればすぐに使えるようになるので、とにかくラクでした。導入ハードルが非常に低いので、他の製品にはない魅力を感じたのを覚えています」(村中氏)

村中氏が従事する千葉県成田市の造成現場(2025年時点)では、Geo Scanのさらなる活用を検討しているという。
「造成工事において、3次元データでの進捗確認や出来形の把握以外はもちろん、今回、断切りの法面が多いのですが、Geo Scanを活用した管理を試みています。すべて丁張りをかけていると、とてもじゃないですが、人手が間に合いませんから」(村中氏)

ICT建機を使わない掘削工事、切土・盛土工事の部分でGeo Scanを活用し、法丁などの丁張りをGeo Scanで管理していく計画だ。
建設業の魅力を、次世代に伝え続けるために。地域の建設業にこそ、Geo Scanを活用してほしい
Geo Scanを知らない方々へのメッセージをお願いすると、村中氏は地元建設業への想いを語った。
「Geo Scanに関しては、私が大手ゼネコンに所属しているから使っているというわけではなく本当に便利だから活用しているんです」(村中氏)
「そして、Geo Scanを使い続ける中で、地域の建設業に従事する方々にこそ、使ってほしいと思うようになりました」(村中氏)
村中氏の実家は、地方で建設業を営んでいる。

そこで目にする建設業の現実が、村中氏の想いを一層強くさせた。
「父は60歳を過ぎ、職人さんも60代が当たり前。しかも、若手はなかなか入職してくれません。ゼネコンも人は減ってはいますが、まだまだ入職者はいます。一方で、地元の建設企業は本当に深刻な人手不足に直面しています」(村中氏)
「従来手法の丁張や測量は多くの時間を取られます。人手がない中で相当苦労しているんです。でももし、Geo Scanがあれば、一人ひとりの労力を削減するのに大きく貢献してくれると思うんです」(村中氏)
最後に建設業の魅力について尋ねると、村中氏は目を輝かせた。
「自分たちで書いた工程表に沿ってしっかり物事が進んでいって、目標を達成し、構造物や造成工事が完了すること。それが建設業の醍醐味だと思います。工期は基本的に長期に渡りますし、その道中の苦労はかなりありますが、無事に終わった時に『やっててよかった』と心から思えるあの瞬間が、一番嬉しくなるし、達成感もあります」(村中氏)
Geo Scanのようなツールは、測量業務や技術者の教育といった付帯的な業務の負担を軽減し、建設業の本質である「ものをつくり上げる喜びと達成感」に集中できる環境を作る。

人手不足に悩む建設業界にとって、Geo Scanは単なる効率化ツールではなく、建設業の魅力を次世代に伝え続けるための、重要な鍵となるかもしれない。

ICTによる建設DXが叫ばれる中、本当に現場を変えるのは、高度で複雑なシステムではなく、「誰でも使える」シンプルさを持ったツールなのだろう。
戸田建設 村中氏の事例は、そのことを私たちに教えてくれる。
Geo Scanユーザー「戸田建設」のインタビュー動画をYouTubeでチェック!
OPTiM Geo Scan についての詳しい資料はこちらから!!

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測量アプリの現在地 〜 現場で使える?最新事例を紹介【連載記事】
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