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全国初、「建設キャリアアップシステム(CCUS)活用工事 (受注者希望方式)」の試行。群馬県建設業協会と調整
「CCUS活用工事(受注者希望方式)」は、自主的にCCUSを活用する企業を評価する仕組みとなる。
これまで取組まれてきた「CCUS活用推奨モデル工事」は、発注者が工事を指定して、受注者にCCUS活用の希望があった場合に適用されたが、本試行は、発注者が工事を指定せず、受注者にCCUSの取組みを希望してもらい、指標ごとの目標基準の達成状況に応じて工事成績評定点を加点するものだ。
今回の試行は、群馬県建設業協会と調整を図り、令和4年1月4日以降に工事公告するもので、施工箇所が群馬県内における全ての一般土木工事(Cランク)を対象として、更なるCCUS活用推進を図る国土交通省直轄工事では初めての取組みとなる。
受注者が工事着手前に自主的に建設キャリアアップシステム(CCUS)の活用に取組む旨を希望した場合は、下表のとおり3つの指標(以下、「3指標」という)の最低基準及び目標基準を指定し、指標の取組みの達成状況に応じて工事成績評点において加点を行う。
受注者が工事着手前に自主的にCCUSの活用に取組む旨を希望した場合は、特記仕様書に定めた時期に、受注者から3指標の取り組み状況の報告を求める。
受注者が工事着手前に自主的にCCUSの活用に取組む旨を希望した場合は、下記のとおり3指標の達成状況に応じて工事成績評点で加点を行う。
なお、受注者が3指標いずれかにおいて最低基準を達成しなかった場合は、工事完成検査終了後に受注者から工事名、未達成の項目、要因及び改善策の報告を求める。
これまで取組まれてきた「CCUS活用推奨モデル工事」は、発注者が工事を指定して、受注者にCCUS活用の希望があった場合に適用されたが、本試行は、発注者が工事を指定せず、受注者にCCUSの取組みを希望してもらい、指標ごとの目標基準の達成状況に応じて工事成績評定点を加点するものだ。
今回の試行は、群馬県建設業協会と調整を図り、令和4年1月4日以降に工事公告するもので、施工箇所が群馬県内における全ての一般土木工事(Cランク)を対象として、更なるCCUS活用推進を図る国土交通省直轄工事では初めての取組みとなる。
試行内容
受注者が工事着手前に自主的に建設キャリアアップシステム(CCUS)の活用に取組む旨を希望した場合は、下表のとおり3つの指標(以下、「3指標」という)の最低基準及び目標基準を指定し、指標の取組みの達成状況に応じて工事成績評点において加点を行う。
施工段階
受注者が工事着手前に自主的にCCUSの活用に取組む旨を希望した場合は、特記仕様書に定めた時期に、受注者から3指標の取り組み状況の報告を求める。
工事成績評定(工事完成検査/成績評定時)
受注者が工事着手前に自主的にCCUSの活用に取組む旨を希望した場合は、下記のとおり3指標の達成状況に応じて工事成績評点で加点を行う。
なお、受注者が3指標いずれかにおいて最低基準を達成しなかった場合は、工事完成検査終了後に受注者から工事名、未達成の項目、要因及び改善策の報告を求める。
CCUSの概略については、デジコンの過去記事をご覧いただきたい。
注目の「建設キャリアアップシステム(CCUS)」。 国交省がデータベース活用の仕組みを調査へ ▷ https://digital-construction.jp/news/26
注目の「建設キャリアアップシステム(CCUS)」。 国交省がデータベース活用の仕組みを調査へ ▷ https://digital-construction.jp/news/26
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