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デジコン編集部 2023.8.29

「建設業の2024年問題」で派遣需要が急増!人材派遣の「コプロ・エンジニアード」が2100人超を採用。未経験から建設DX人財を育成

建設業では「2024年問題」が間近に迫り、人材派遣の需要が増加しているとして、建設、プラントなどのエンジニア人材派遣を手掛ける「コプロ・エンジニアード」は、2023年度はエンジニアの採用数を前年比で約1.5倍となる2120人(前年度1472人)に増やし、期末の在籍数を3889人(前年度末2777人)とする計画を立てた。

建設向け派遣エンジニアの教育やフォローアップに注力


コプロ・エンジニアードが運営する技術者研修施設では、専任講師が建設業界の基礎知識、施工管理者やCADオペレーターの仕事内容、安全管理、業界用語、製図知識など、現場ですぐに役立つ基礎内容を教育している。

今回の大幅な増員に伴い、採用数に占める未経験者の割合が2022年度は60%以上だったが、2023年度も同等以上の割合になる。

そのため、オンラインで全国から受講未経験者の受け入れ体制を強化するため、未経験者が入社後に受ける5日間の研修を従来の月2回開講から、2023年5月から月4回へと拡大。

また、就業後にきめ細かいフォローを行うため、在籍期間や経験に応じて派遣先現場への訪問なども拡充したという。

教育内容の強化では、2022年11月に業務提携したスパイダープラスの施工管理アプリ「SPIDERPLUS」に特化した研修を展開しており、これまでに1000人以上が受講。

SPIDERPLUSは大手ゼネコンも導入しているため、使いこなせる人材を育成することで、エンジニアの付加価値が高まるとしている。

また、2023年2月には、ドローンやロボットによるプラント、工場などの点検サービスを提供るブルーイノベーションと業務提携を結んだ。今後は、ドローンやロボットに関する教育も視野に入れる。


参考・画像元:コプロ・エンジニアードプレスリリース
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デジコン編集部

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