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デジコン編集部 2023.6.28

竹中工務店、建設現場の建設機械CO2排出量の自動モニタリング開始

竹中工務店が、建設現場における建設機械のCO2排出量の自動モニタリングを開始した。

CO2排出量の自動モニタリングは、同社と株式会社アルモが共同開発した建設機械の稼働・停止を自動検知するIoTデバイス「どんだけ」と、竹中工務店とユアサ商事が共同開発した「CO2排出量モニタリングシステム」を連携することで実現した。


「どんだけ」は、電流を検出するセンサーと防水ケースに内蔵した通信装置で構成されている。

「どんだけ」を建設機械のバッテリーに取り付けることで、機械の稼働・停止状態を検知。検知した情報を内蔵した通信装置から「CO2排出量モニタリングシステム」に送り、建設機械の稼働時間からCO2排出量を算出する。

竹中工務店の建設現場から排出されるCO2のうち、スコープ1(重機などの稼働に使う軽油由来)が約75%、スコープ2(場内照明や仮設事務所などに使う電力由来)が約25%です。CO2削減長期目標の第一目標である2030年に、スコープ1+2の2019年比46.2%削減の達成に向け、本システム導入によって建設現場におけるCO2削減策の効果と検証、全社での状況の把握により、効果的な削減策の抽出・水平展開を図り、CO2排出量の目標管理をきめ細かく行う。



参考・画像元:竹中工務店プレスリリース
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デジコン編集部

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