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デジコン編集部 2023.5.7

ライカジオシステムズ、次世代型GNSSアンテナ「Leica iCON gps 160」を発表

ライカジオシステムズが、次世代建設分野向けGNSSスマートアンテナ「Leica iCON gps 160(以下、iCON gps 160)」の発売を発表した。

同製品は、従来製品から大幅にアップデートし、現場での杭打ちや計測作業において生産性を高める機能を備えている。

ライカジオシステムズのGNSSアンテナは、基本的な作業から高難度な作業まで、最も厳しい現場条件でも使用できるように設計されている。


今回発表された「iCON gps 160」は、様々な用途に対応する汎用性の高いソリューションだ。基地局用、移動局用、マシンガイダンス用として利用できる。「iCON gps 160」 は、市場で好評価されているLeica iCON gps 60 を最新の現場ニーズに併せて改良したもので、より小型でコンパクトなGNSSアンテナに、追加機能と使いやすさを追求した大型ディスプレイを搭載している。

さらに「iCON gps 160」 は、GNSS の要件が異なる複雑な建設現場環境に特に適しており、ユーザーの指先で簡単にモードを切り替えることが可能だ。

均し、切り盛り、杭打ちやラインのチェックに加え、このソリューションを基本レベルのGNSSマシンガイダンスに使用することもできる。

iCON gps 160は、カラーディスプレイ、使いやすいインターフェース、簡単なセットアップウィザード、直感的な操作性を有しており、導入初日からフル活用できる。

さらに、サイズと重量の削減により従来のアンテナよりも取り扱いが容易になり、最新のGNSSと通信技術によりデータ受信が向上したため、生産性と効率性がアップ。

また、オプションの傾斜補正機能により、ポールを傾けての計測や杭打ちが可能となり、あらゆる建設現場での計測時間の短縮と測量の可能性を広げる。

Leica iCON gps 160の特徴


  • カラーディスプレイを内蔵し、迅速で簡単なセットアップを実現
  • 堅牢なアルミニウム製ハウジングとIP66 / IP67の保護等級で、過酷な現場環境に対応
  • 信頼性の高い最新のRTKテクノロジーによる高速な初期化
  • SmartLink FillでRTK接続信号の中断を最大10分までブリッジ可能
  • グローバルモデム内蔵
  • Smart Get here、BasePilot、セットアップウィザードなど、スマートな機能を搭載
  • キャリブレーション不要の傾き補正機能(オプション)
  • iCONフィールドソリューションとのシームレスな統合




参考・画像元:ライカジオシステムズプレスリリース
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WRITTEN by

デジコン編集部

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