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岩田地崎建設(札幌)が、NTT東日本らと連携。建設業のICT活用推進へ
北海道内最大手の建設会社「岩田地崎建設」が、NTT東日本、レンタルコム北海道と道内のDX普及に向け連携協定を結んだ。
IoTインフラの現場導入など6つの方策を示し、ICTによる現場の生産性向上とICT人材の育成により、深刻化する建設業界の高齢化や人材不足の解消を目指す。
IoTインフラの現場導入など6つの方策を示し、ICTによる現場の生産性向上とICT人材の育成により、深刻化する建設業界の高齢化や人材不足の解消を目指す。
建設DX普及に向けた6つの方策
- IoTインフラの現場導入とデータ活用
安全管理をベースとしたIoTインフラの導入やデータ活用に取組む。岩田地崎建設は5月から札幌市内の商業施設IKEUCHI GATE(イケウチゲート)改築現場で実証実験を進めている。
時計型のウエアラブル端末を作業員に装着し、活動量や滞在時間、行動パターンなどの活動を見える化。取得データを分析し、無人化施工による省人化やドローンによる省人化・生産性向上、ウエアラブル端末による遠隔支援などを検討する。 - 3D点群データ活用
モービルマッピングシステム(MMS)を搭載の車両の走行データを建設現場で使う3D測量データに有効利用することを検討。また、風景データが少ない地方や山奥の周辺環境の確認にも活用する。 - Wi―Fiなどの通信手段確保
トンネル内や山間部などの現場環境に合わせて、光アクセスやWi―Fi、ローカル5Gなどのネットワークを組み合わせ、最適な通信インフラを構築することで現場のICT活用を推進する。 - ドローン活用
レベル4の有人地帯の目視外飛行に規制があるため、安全確保のための制度整備が必要となっている。利用用途の広がりを見据え、パイロット育成などに取組む。 - VR研修
- ICT交流会
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