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デジコン編集部 2022.7.13

キンコーズ、紙図面やPDF図面の「CADデータ化サービス」を開始

キンコーズ・ジャパンは紙図面の「CADデータ化サービス」を開始した。紙図面や過去にPDF化したが活用できていない図面画像をCADデータに変換することが可能だ。

様々なフォーマット変換に対応。国が推奨の「SXF形式」での納品も可能


図面は土木・建築物、製品や部品などの設計図として欠かせないものだが、国土交通省が推進するCALS/ES(電子入札、電子納品、情報共有など)の普及と自治体のデータ化推進の拡大により、設計会社、建物管理会社、店舗を持つ企業などでCADデータ化のニーズが高まっている。

しかし、20年以上前の古い建物や構造物などは紙の図面しか残っていないケースが多く、工事の際に必要なCADデータへの書き起こしには、時間と工数がかかっていた。



この課題に対して、キンコーズは紙図面からのCADデータ化を実施。同サービスでは、ユーザーが扱うCADソフトに適応したさまざまなフォーマット変換に対応している。国推奨のSXF形式での納品も可能だ。

対応フォーマットはDCZ、SXF、DXF、DWG、JWWで、スキャニング費用+管理費(スキャン費用の20パーセント)は、A1サイズ図面の変換で1枚8800円から。




画像:キンコーズ CADデータ化サービスページより
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WRITTEN by

デジコン編集部

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