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第一カッター興業、無動力追従式切断工法「Quattro FX」開発。床版下面から50mm下で高精度切断を実現

第一カッター興業(神奈川県茅ケ崎市)は、老朽化した橋梁などの構造物更新における新しい切断技術「無動力追従式切断工法・Quattro FX」を開発した。
(開発メンバー)
上床版を残したままでの桁と床版の縁切りを高精度かつ安全に実施できることを特徴としている。
従来の技術では切断時に精度の確保や作業の安全性が課題であったが、Quattro FXは追従プーリーを活用し、切断ラインの高さを一定に保ちながら作業を行うことができる。
これにより従来困難だった作業の効率化が可能となった。
老朽化した橋梁や構造物の更新作業では、上床版を残したまま桁との縁切りを行うことが求められている。
しかし精度の確保、安全性の向上、そして作業中の粉塵飛散の抑制といった課題があった。
Quattro FXはこれらの課題に対応するために開発され、切断作業の精度と安全性を大幅に向上させることに成功した。
(設置イメージ図)
技術の特長として、床版下面から50mm下で切断可能で、桁上残し30mmを想定している。
追従プーリー4基により高精度切断を実現し、高さ一定を維持してラインのブレを防止する。
プーリー構造を改良し、低頭ボルトにより床版下面に対応可能とし、カメラによる切断監視機能も搭載。遠隔操作により安全性を向上させている。
さらに、コア削孔対応架台を備え、トラブル時にも柔軟な対応が可能である。

本技術は切断時の粉塵飛散を抑制し、周囲環境への影響を最小限に抑えることができるため、安全性が向上し、現場での作業環境の改善にも寄与する。
導入効果として、上床版があるままの施工により効率向上(施工工程の短縮)を実現する。作業者が現場に接近する頻度を減らし、危険リスクを最小限にする。
今後は公共工事・民間工事への導入拡大を図る方針である。

上床版を残したままでの桁と床版の縁切りを高精度かつ安全に実施できることを特徴としている。
追従プーリー4基で切断ライン維持、集塵カバー一体型設計で粉塵飛散を抑制
従来の技術では切断時に精度の確保や作業の安全性が課題であったが、Quattro FXは追従プーリーを活用し、切断ラインの高さを一定に保ちながら作業を行うことができる。
これにより従来困難だった作業の効率化が可能となった。
老朽化した橋梁や構造物の更新作業では、上床版を残したまま桁との縁切りを行うことが求められている。
しかし精度の確保、安全性の向上、そして作業中の粉塵飛散の抑制といった課題があった。
Quattro FXはこれらの課題に対応するために開発され、切断作業の精度と安全性を大幅に向上させることに成功した。

技術の特長として、床版下面から50mm下で切断可能で、桁上残し30mmを想定している。
追従プーリー4基により高精度切断を実現し、高さ一定を維持してラインのブレを防止する。
プーリー構造を改良し、低頭ボルトにより床版下面に対応可能とし、カメラによる切断監視機能も搭載。遠隔操作により安全性を向上させている。
さらに、コア削孔対応架台を備え、トラブル時にも柔軟な対応が可能である。

本技術は切断時の粉塵飛散を抑制し、周囲環境への影響を最小限に抑えることができるため、安全性が向上し、現場での作業環境の改善にも寄与する。
導入効果として、上床版があるままの施工により効率向上(施工工程の短縮)を実現する。作業者が現場に接近する頻度を減らし、危険リスクを最小限にする。
今後は公共工事・民間工事への導入拡大を図る方針である。
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