
アクティオ(東京都中央区)は7月9日、保有するコベルコ建機製チルトローテータSK200-10が国土交通省の「省人化建設機械」として正式認定されたと発表した。
2024年に新設された認定区分での認定となり、建設現場での労働負担軽減と作業効率化への貢献が評価された。
国土交通省のICT建設機械等認定制度は2022年7月に制定され、ICT建設機械および装置の円滑な現場導入を支援している。
2024年4月に公表された「i-Construction2.0」では、2040年度までに少なくとも省人化3割を目指す方針が示されている。
この目標達成のため、建設現場での労働負担を減らし効率的に作業ができる「省人化建設機械」の認定制度が新たに導入された。
今回認定を受けたチルトローテータは、バケットが左右に45度傾く「チルト」機能と360度回転する「ローテート」機能を備えている。

搭載されていない機械に比べて作業範囲が大幅に拡大し、複雑な地形や狭いスペースでも効率的に作業を行うことが可能である。
3Dマシンコントロール仕様のバックホーを搭載しており、バケットの角度も半自動で制御される。
オペレーターの熟練度に左右されることなく、3次元設計データ通りに掘削・整形作業が実現できる。
従来作業より人工、使用燃料が削減したことが認められ、NETIS(登録番号:KT-190045-VE)にも登録されている。
メーカー調査によると、6000立方メートル当たりの施工で運転手を20人から15人に5人削減、軽油使用量を1920リットルから1200リットルに720リットル削減、工程を29日から22日に7日短縮する効果が確認されている。
2024年に新設された認定区分での認定となり、建設現場での労働負担軽減と作業効率化への貢献が評価された。
作業範囲拡大と3割省人化目標達成に向けた技術として期待
国土交通省のICT建設機械等認定制度は2022年7月に制定され、ICT建設機械および装置の円滑な現場導入を支援している。
2024年4月に公表された「i-Construction2.0」では、2040年度までに少なくとも省人化3割を目指す方針が示されている。
この目標達成のため、建設現場での労働負担を減らし効率的に作業ができる「省人化建設機械」の認定制度が新たに導入された。
今回認定を受けたチルトローテータは、バケットが左右に45度傾く「チルト」機能と360度回転する「ローテート」機能を備えている。

搭載されていない機械に比べて作業範囲が大幅に拡大し、複雑な地形や狭いスペースでも効率的に作業を行うことが可能である。
3Dマシンコントロール仕様のバックホーを搭載しており、バケットの角度も半自動で制御される。
オペレーターの熟練度に左右されることなく、3次元設計データ通りに掘削・整形作業が実現できる。
従来作業より人工、使用燃料が削減したことが認められ、NETIS(登録番号:KT-190045-VE)にも登録されている。
メーカー調査によると、6000立方メートル当たりの施工で運転手を20人から15人に5人削減、軽油使用量を1920リットルから1200リットルに720リットル削減、工程を29日から22日に7日短縮する効果が確認されている。
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