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デジコン編集部 2025.3.27

アクティオ、約2,500台の業務用車両にテレマティクスを導入。手書き運転日報の自動化で業務負荷を軽減

総合建設機械レンタルのアクティオは、全ての業務用車両約2,500台にテレマティクスサービスを導入し、2025年4月1日から運用を開始すると発表した。

運行データのリアルタイム収集と日報の自動化により安全運転教育の充実と車両台数の最適化を実現


アクティオでは、毎日の手作業による運転日報の作成やアルコールチェックの記録、およびその管理など、運転者や管理者の業務負荷が課題となっていた。

この状況を改善するため、スマートバリューのテレマティクスサービス「CiEMS Plus(シームスプラス)」を全業務用車両に導入することを決定した。

導入するシステムは、車両に設置する専用車載器と社用携帯電話のアプリケーション「CiEMS Report(シームスレポート)」を連動させるもので、これにより日報作成やアルコールチェックの入力・記録が自動化される。

テレマティクスの導入により、業務効率化とコンプライアンスの徹底が同時に実現される見込みだ。

さらに、運行情報をリアルタイムに取得できるようになることで、管理者には速度違反等のアラートメールが届き、即時に指導ができるという利点もある。

また、運転スコアの自動集計機能により、個別の運転傾向を踏まえたより効果的な安全運転教育の実施が可能になる。

アクティオでは、このシステム導入によって車両稼働率データに基づく車両台数の適正化や、エコドライブ推進によるCO2排出量の抑制など、デジタル化による様々な効果を見込んでいる。


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デジコン編集部

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