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デジコン編集部 2025.7.10

ジオ・サーチと福岡市、地下埋設物情報3D化検証プロジェクト開始。大正通り400m区間で地中可視化ソリューション活用し費用対効果検証

ジオ・サーチと福岡市は、「3D技術を活用した地下埋設物情報の精緻化による効果検証プロジェクトにかかる協定」を締結した。

地下埋設物探査や開削状況3Dデータ化技術により、インフラ設備の維持管理での効率的な活用可能性やデータ共有システム連携を検証する。

警固交差点から赤坂交差点まで400m区間で無電柱化・上下水道更新事業の迅速化目指す


自然災害の激甚化やインフラの老朽化から急務となっている、無電柱化や上下水道などインフラ設備の更新事業、都市のさらなる発展に向けた再開発事業などが迅速かつ安全に進められるよう、地中可視化ソリューションを通じて地下埋設物情報や維持管理の課題解決に取り組む。

検証プロジェクトでは地下埋設物探査や開削状況3Dデータ化技術により、地下埋設物情報を精緻化し、市におけるインフラ設備の維持管理での効率的な活用可能性を検証する。

具体的にはデータの共有やシステム連携の検討、費用対効果等の検証を行う予定である。

実施場所は大正通りの警固交差点から赤坂交差点までの約400メートル区間となっている。

実施期間は令和7年6月9日から令和8年6月30日までの約1年間を予定している。

同プロジェクトにより地下埋設物の位置情報が3D化されることで、工事計画の立案や施工時のリスク回避、維持管理の効率化が期待される。



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