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東急建設と東京理科大。CO2排出量を半減する新型コンクリートの根固めブロック実証試験を開始
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東急建設と東京理科大学は、共同開発した環境配慮型コンクリートを使用した根固めブロックの実証試験を荒川河川下流河川事務所の管理地内で開始した。
本技術は、国土交通省関東地方整備局の「大学等研究機関とのマッチング」事業において、インフラ分野の脱炭素化に寄与する技術として採択された。
新開発のコンクリートを使用した根固めブロックは、従来品と同等以上の硬化品質を保ちながら、製作時のCO2排出量を51%削減し、製作時間も52%短縮することに成功した。
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さらに、大気中のCO2を吸着固定する速度が従来の9倍に向上しており、河川や海岸の防災対策に活用しながら環境負荷の低減も実現する。
実証試験では、外気温や雨、湿度など実際の環境下での長期的なCO2固定能力を検証し、将来的な一般土木構造物への適用を目指す。
東急建設は2030年を目標とする長期経営計画で「脱炭素」「廃棄物ゼロ」「防災・減災」を重点戦略に掲げており、本技術の実用化を通じて建設業界の環境課題解決に取り組む方針である。
大気中のCO2を固定化する新技術で環境負荷を低減
本技術は、国土交通省関東地方整備局の「大学等研究機関とのマッチング」事業において、インフラ分野の脱炭素化に寄与する技術として採択された。
新開発のコンクリートを使用した根固めブロックは、従来品と同等以上の硬化品質を保ちながら、製作時のCO2排出量を51%削減し、製作時間も52%短縮することに成功した。
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さらに、大気中のCO2を吸着固定する速度が従来の9倍に向上しており、河川や海岸の防災対策に活用しながら環境負荷の低減も実現する。
実証試験では、外気温や雨、湿度など実際の環境下での長期的なCO2固定能力を検証し、将来的な一般土木構造物への適用を目指す。
東急建設は2030年を目標とする長期経営計画で「脱炭素」「廃棄物ゼロ」「防災・減災」を重点戦略に掲げており、本技術の実用化を通じて建設業界の環境課題解決に取り組む方針である。
参考・画像元:東急建設株式会社ニュースリリースより
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