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東大発スタートアップARAV、レガシーな建機でも後付けで遠隔操作を可能にする「Model V」をリリース。プロダクトサイトも新公開
建設現場のDX・自動化を推進する、東京大学発スタートアップのARAV株式会社が、このほど、最新の建機はもちろん、10年、20年以上前に製造されたレガシーな建機にも、後付けで遠隔操作を可能にするプロダクト「Model V」を正式リリースした。
後付けする遠隔操作機器は、容易に取付&取外しができ、装着したまま人が搭乗して操作もできる。また「Model V」リリースと同時に、専用のプロダクトサイトも公開された。
今回、特にポイントとなるのが、10~20年以上前に発売された古いタイプの建機でも遠隔操作を可能にしたこと。しかも、建機を改造することなく後付けアタッチメントを装着するだけで、遠隔操作が可能になる。
そして、遠隔操作の操作性にも徹底的にこだわっている。「Model V」搭載の建機を操作するにあたり、手持ちのスマートフォンやタブレットで、簡単に建機を操れてしまう。
また建機操縦席内に似せたジョイスティック型のコントローラーを接続することも可能。さらに専用コントローラも用意しているため、これを活用すればより使いやすくなる。操作する人の感覚や好みに合わせてインターフェースが選べるというのだから、驚きだ。
ARAVは、2021年3月8日にシードラウンドにおいて、第三者割当増資による63百万円の資金調達を行ったばかり。建機はクルマ同様に日本が強みを持つ産業分野であり、世界的な大企業が自動制御に巨額の投資を行っている。こうした背景の中で、遠隔操作および自動制御の開発を行うARAVの存在感、そして建設市場における、重要性はますます高まっていくだろう。
後付けする遠隔操作機器は、容易に取付&取外しができ、装着したまま人が搭乗して操作もできる。また「Model V」リリースと同時に、専用のプロダクトサイトも公開された。
レガシーな建機でも後付けで遠隔操作を可能に。「Model V」プロダクトサイト https://www.remotecontrol.arav.jp/modelv/
今回、特にポイントとなるのが、10~20年以上前に発売された古いタイプの建機でも遠隔操作を可能にしたこと。しかも、建機を改造することなく後付けアタッチメントを装着するだけで、遠隔操作が可能になる。
そして、遠隔操作の操作性にも徹底的にこだわっている。「Model V」搭載の建機を操作するにあたり、手持ちのスマートフォンやタブレットで、簡単に建機を操れてしまう。
また建機操縦席内に似せたジョイスティック型のコントローラーを接続することも可能。さらに専用コントローラも用意しているため、これを活用すればより使いやすくなる。操作する人の感覚や好みに合わせてインターフェースが選べるというのだから、驚きだ。
ARAVは、2021年3月8日にシードラウンドにおいて、第三者割当増資による63百万円の資金調達を行ったばかり。建機はクルマ同様に日本が強みを持つ産業分野であり、世界的な大企業が自動制御に巨額の投資を行っている。こうした背景の中で、遠隔操作および自動制御の開発を行うARAVの存在感、そして建設市場における、重要性はますます高まっていくだろう。
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