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出光興産と大林組、建機向けバイオ燃料「IRD」の実証実験を開始。2025年初めから商用化へ
出光興産、大林組、松林の3社は、建設機械用の新型バイオ燃料「出光リニューアブルディーゼル(IRD)」の実証実験を11月中旬から開始した。
IRDは植物由来の廃食油を原料とするバイオ燃料で、欧州EN規格に適合した品質基準を満たしている。
原料となる植物の成長過程でのCO2吸収により、カーボンニュートラルな燃料として位置付けられる。
実証実験では大林組の建設現場で油圧ショベルに使用し、機械への影響や運用プロセスを検証する。
燃料供給は松林が担当し、パトロール給油方式で現場まで配送する。
出光興産は2028年度から山口県周南市の徳山事業所で航空燃料(SAF)の生産を開始予定で、その過程でリニューアブルディーゼルも製造する計画である。
大林組は大阪・関西万博工事でも100%バイオディーゼル燃料の実証を実施しており、低炭素型燃料の使用拡大を目指している。
3社は本実証を経て2025年初めからIRDの商用販売を開始する予定である。
植物由来の廃食油を活用し建設現場のCO2削減を推進
IRDは植物由来の廃食油を原料とするバイオ燃料で、欧州EN規格に適合した品質基準を満たしている。
原料となる植物の成長過程でのCO2吸収により、カーボンニュートラルな燃料として位置付けられる。
実証実験では大林組の建設現場で油圧ショベルに使用し、機械への影響や運用プロセスを検証する。
燃料供給は松林が担当し、パトロール給油方式で現場まで配送する。
出光興産は2028年度から山口県周南市の徳山事業所で航空燃料(SAF)の生産を開始予定で、その過程でリニューアブルディーゼルも製造する計画である。
大林組は大阪・関西万博工事でも100%バイオディーゼル燃料の実証を実施しており、低炭素型燃料の使用拡大を目指している。
3社は本実証を経て2025年初めからIRDの商用販売を開始する予定である。
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