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デジコン編集部 2024.7.16

現場作業者の体調見守りをサポートする「みまもりがじゅ丸®」で新プラン販売。「2024+1年問題」に対応。NTTPCコミュニケーションズ

NTTPCコミュニケーションズは、脈拍などのバイタル情報を一定間隔で収集しフィールドワーカーの体調見守りをサポートするサービス「みまもりがじゅ丸®」において、新たなプラン(以下、新プラン)の提供を開始する。

新プランでは、装着するリストバンド型バイタルセンサーからバイタル情報を公衆モバイル網経由で取得し、体調変化発生時にメールによる通知、フィールドワーカーが自ら危険状態を通知するSOS発信機能や、転倒検知機能などにより、ICT技術を活用した作業見守りをリアルタイムで実現する。

生産年齢人口が減少する中、時間外労働上限規制の適用により、建設・運輸・医療分野でさらなる働き方改革と労務環境の整備が求められる「2024年問題」が社会課題となっている。



さらに、2025年3月には高年齢者雇用安定法において65歳までの雇用確保義務に関する経過措置が終了し、65歳まで継続雇用を希望する従業員について「希望者全員雇用」の義務が企業に発生することで、高齢の従業員が増えることが予想されている。

安心安全な労務環境の提供が2025年以降さらに重要になることを、NTTPCでは「2024+1年問題」と呼んでいる。

「2024+1年問題」の解決には、高齢者比率の高い企業では、従業員の方々への対応が喫緊の課題だ。こうした中で、特に「ひとり作業」の職場での高齢の従業員の体調管理には十分な配慮が必要となり、高齢者の方が活躍できる環境づくりを進めていく必要がある。

新プランでは、ソニーネットワークコミュニケーションズのウェアラブルデバイス「mSafety(エムセーフティ)」を使用。

SIM一体型のリストバンド型バイタルセンサーで、通信機器を持ち込めない環境でも使える。装着するだけで、脈拍を計測した健康データやGPSなどによる位置情報を取得する。

フィールドワーカーが異常を感じた際は、ボタンを押すことで自動音声により管理者に電話でSOSを通知できる。フィールドワーカーが転倒した際は、自動的にメールで警報を通知する。


健康状態の把握は、30秒ごとに脈拍計測し、心身に異常が生じた際に早期に対応して事故防止につなげる。管理者は、フィールドワーカーのバイタル情報や位置情報をダッシュボードにて一元管理できる。

新プランの料金体系は、キッティング料金やSIM発行事務手数料を含む初期料金は1IDで6000円(リストバンド型バイタルセンサーの料金は含まれない)。月額料金が1IDで5000円で最低利用期間は3カ月。


参考・画像元:NTTPCコミュニケーションズプレスリリース
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デジコン編集部

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