ニュース
デジコン編集部 2023.6.15

テラドローン、AI活用した「ドローン用鉄塔点検ソフト」を九州電力送配電に導入

テラドローンは、AIを活用したドローン用鉄塔点検ソフトウェアの現場導入を、九州電力送配電において開始した。

同ソフトウェアは、鉄塔形状に合わせて自動で飛行経路を生成、その後鉄塔碍子をAIで検知し、自動での点検を可能とする。

従来のドローン点検業務では、ドローンを手動で飛行させてカメラを調整し、鉄塔の碍子を撮影、点検していた。

そのため、手動飛行の過程で接触等による安全上のリスクがあるほか、安全の確保やカメラ確認のため余裕を持った人員が必要だった。

今回、現場導入したソフトウェアは、鉄塔に合わせた飛行経路を自動で生成し、ドローンが自動飛行する。さらに、点検箇所の碍子をAIによって検知してカメラを自動調整するため、操縦者が飛行操縦やカメラ調整をすることなく、安全かつ効率的に点検を実施できる。

今後、ドローンによる鉄塔点検を最適化することで、ドローンによる鉄塔点検のさらなる効率化を目指す。


参考・画像元:テラドローンプレスリリース
印刷ページを表示
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

建設土木の未来を
ICTで変えるメディア

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。