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デジコン編集部 2023.6.9

セーフィー、ウェアラブルカメラに監督員の立会記録を残せる「遠隔臨場モード」を追加!

セーフィーが開発提供する、ウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2」「Safie Pocket2 Plus」に「遠隔臨場モード」機能が新たに追加された。

本機能は「遠隔臨場」での実施記録の撮影時に、監督員などのワイプ映像をキャプチャ内に含めた保存ができる。



建設業界では、2024年4月からは月45時間、年に360時間を超える時間外労働には罰則が適用されるなど、働き方改革が進んでいる。

このような状況下で、ウェアラブルカメラなどの映像・音声を利用し、遠隔地から発注者が立ち会わずとも「段階確認」「材料確認」「立会」を行い、移動・立会調整にかかる時間を削減しながら現場のオペレーション改善やメンテナンス業務支援を可能とする「遠隔臨場」に期待が寄せられている。

「Safie Pocket2」(2020年7月提供開始)、「Safie Pocket2 Plus」(本年6月提供開始)には、2023年3月14日に国土交通省が方針を示した「建設現場における遠隔臨場に関する実施要項(案)」の内、「動画撮影用カメラとWeb会議システム等に関する参考値」に関して、記載されている仕様に適合しており、「遠隔臨場」での活用をはじめ、すでに多くの建築・土木現場で使われている。

その一方で、国土交通省が方針を示す「遠隔臨場」の実施要項の上で、いくつかの自治体では、発注者が遠隔からの立会のもと実施したという記録を残すため、実施記録の画面キャプチャ内の撮影時に監督員などの画像表示が必要とされる場合(※石川県:建設現場における遠隔臨場に関する試行要領 概要版など)がある。

セーフィーは新たに「Safie Pocket2」「Safie Pocket2 Plus」において、「遠隔臨場」の実施記録の撮影時に監督員などのワイプ映像を表示した状態で画面キャプチャを撮影する機能を追加。

必要に応じて、管理画面上で「遠隔臨場モード」を有効にすることで、監督員などはPC・タブレットを通して自身のワイプ画像を表示でき、実施記録のキャプチャ内に含めた状態で端末に保存ができる。





参考・画像元:セーフィープレスリリース


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デジコン編集部

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