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寺門常幸 2025.7.4

日本シグマックス、特許取得のワーカー向け冷却服を猛暑対策展に出展。バッテリー5時間連続使用で熱中症対策を強化

日本シグマックスは7月23日から東京ビッグサイトで開催される「第11回猛暑対策展」に、ペルチェ式冷水循環服「メディエイド アイシングギア ベスト2」を出展する。

2024年の職場熱中症死傷者数が過去最多の1257人を記録する中、製造業と建設業での対策強化を支援する。

2024年職場熱中症死傷者数が過去最多を記録し罰則付き義務化で対策急務


近年、熱中症での救急搬送者数は増加している状況にある。

特に2024年の職場における熱中症の発生状況について、死亡を含む休業4日以上の死傷者数は1257人と、統計を取り始めた2005年以降最多を記録した。


うち死亡者数は31人となっており、厚生労働省から各事業場で熱中症予防について対策を講じるよう発信されている。

2024年の熱中症による死傷者数について業種別に見ると、製造業が235名、次いで建設業が228名と多いことが明らかとなっている。

さらに2025年6月1日から職場における熱中症対策を労働安全衛生規則改正により罰則付きで義務付けられた背景もある。

今回出展する「メディエイド アイシングギア ベスト2」は、2023年に発売した初代モデルから冷却性能や装着時のフィット感、連続持続時間を格段に向上させた製品となっている。
冷却ユニットの性能向上と独自の温度調節機能搭載により、酷暑環境(気温35度以上)でも冷感を得られる仕様を実現している。

連続運転時間(バッテリーの持続時間)が5時間に延長され、インナー冷却パッドとリュック式の冷却ユニットの分離により、装着可能なユニフォームの拡大を実現した。

冷却ユニットの位置を背中に配置し、重さを感じづらく作業性が向上している設計となっている。

冷却パッドの形状見直しと、インナーベストのフィット性向上により冷感アップも図られている。

猛暑対策展は2025年7月23日(水)から25日(金)まで東京ビッグサイト東展示棟で開催され、同社の出展小間番号は7-N09である。





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