ポーラ化成工業は、建設現場で実施した暑熱対策AIカメラの実証試験結果を日本土木学会で発表した。
豊田工業高等専門学校が開発したAIモデルを改良し、作業員の顔色や表情、環境の暑さ指数から体調を判定するシステムを構築した。
2023年6月から10月にかけて150名以上の作業員を対象に実証を行い、51%の職長が作業員への声掛けや体調変化の見落とし防止に有用と評価した。
システムが作業者間のコミュニケーションを促し、作業員自身の健康管理意識向上にも寄与することが確認された。
管理監督者の目視確認にAIによる判定を加えることで、早期の対策実施につながっている。
実証結果を踏まえ、2024年の夏季シーズンに向けてシステムの改良を進めている。
同社は自社の顔解析技術を活用し、建設現場の安全性向上に貢献していく方針である。
豊田工業高等専門学校が開発したAIモデルを改良し、作業員の顔色や表情、環境の暑さ指数から体調を判定するシステムを構築した。
2023年6月から10月にかけて150名以上の作業員を対象に実証を行い、51%の職長が作業員への声掛けや体調変化の見落とし防止に有用と評価した。
AIの判定結果が声掛けを促進。早期対策に貢献
システムが作業者間のコミュニケーションを促し、作業員自身の健康管理意識向上にも寄与することが確認された。
管理監督者の目視確認にAIによる判定を加えることで、早期の対策実施につながっている。
来年の夏季に向けて改良を推進。利便性のさらなる向上へ
実証結果を踏まえ、2024年の夏季シーズンに向けてシステムの改良を進めている。
同社は自社の顔解析技術を活用し、建設現場の安全性向上に貢献していく方針である。
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