ニュース
デジコン編集部 2026.1.21

焼津市の橋本組、「あえて」危険な現場を園児に公開。「安全」をつくるプロの姿勢を伝える見学会を開催

CONTENTS
  1. 「危険」を隠さず、向き合い方を教える
  2. 重機体験で感じる「街づくりの裏側」
  3. 地域に開かれた現場へ
橋本組(静岡県焼津市)は、同社が施工する焼津市内の公園整備工事現場において、地元の保育園児を招いた現場見学会を開催したことを発表した。

建設現場といえば「危険・立入禁止」が常識だが、同社は「危険だからこそ、どう向き合っているかを見せる」という逆転の発想で現場を開放。

園児たちに建設業の仕事と、そこで働く人々の安全に対する姿勢を伝えた。

「危険」を隠さず、向き合い方を教える


今回の見学会には、焼津市の「ゆりかご保育所」から35名の園児が参加した。

通常、工事現場は事故リスクがあるため、子どもを近づけることはない。しかし橋本組は、「安全はルールや看板だけで守られるものではなく、人が考え、確認し合うことで成り立っている」という事実こそを伝えるべきだと考えた。

(エンジンを停止した重機に搭乗し、レバーやハンドルに触れる体験を実施。安全に配慮しながら行った)

「危ないからダメ」と遠ざけるのではなく、「危ないからこそ、こうして工夫して守っている」という現場のリアルを見せることで、子どもたちの将来の「安全を考える力」を育む狙いがある。

重機体験で感じる「街づくりの裏側」


当日は安全対策を徹底した上で、エンジンを停止した重機への搭乗体験などを実施した。

園児たちはヘルメットを着用し、若手社員から重機の役割や安全確認の説明を受けながら、普段は遠くから見るだけの重機に触れ、ハンドルを握った。

(重機の前で若手社員が園児に説明し、安全を守る現場の姿勢を伝えた)

完成した公園で遊ぶだけでなく、「その公園が多くの人の気配りと時間によって作られている」過程を肌で感じる貴重な機会となった。

地域に開かれた現場へ


橋本組の橋本真典社長は、「危険を隠すのではなく、どう守っているのかを伝えることも、街づくりを担う企業の役割」とコメントしている。

同社は今後も、建設現場を閉ざされた場所にするのではなく、地域と学びを共有できる場として可能な限り開放し、地域貢献活動を推進していく方針だ。






印刷ページを表示
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

建設土木のICT活用など、
デジコンからの最新情報をメールでお届けします

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。