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デジコン編集部 2026.3.5

愛知のキッズウェイと大阪の村本建設、顔認証でトンネルの「入坑者一覧表」をデジタル化するシステムを共同開発

CONTENTS
  1. 札の「返し忘れ」を防ぎ、緊急時の確実な人員把握へ
  2. クラウドとサイネージでリアルタイムに可視化
株式会社キッズウェイ(愛知県瀬戸市)と村本建設株式会社(大阪市天王寺区)は2026年3月4日、トンネルや地下工事などの特定エリアへの入退場記録を顔認証で管理する「顔認証システムFACEma(フェイスマ)入退管理シリーズ エリア入退場管理モデル」を共同開発し、レンタルでの提供を開始したと発表した。

現場の安全管理において形骸化やミスが起きやすかった入退坑管理を自動化し、緊急時の正確な人員把握と管理者の業務負担軽減を実現する。

札の「返し忘れ」を防ぎ、緊急時の確実な人員把握へ


トンネルや地下作業を伴う現場では、作業員の安全確保のために「入坑者一覧表」が設置されている。



しかし、従来は作業員自身が自分の名前が書かれた札を回転させて入退坑を知らせるアナログな手法が一般的であり、操作忘れによる不正確な記録や、緊急時の迅速な人員把握が難しいという課題があった。

今回開発されたシステムは、作業者が入退場時に顔認証端末に顔をかざすだけで記録が完了する。


人為的なミスを防ぐとともに、誰が該当エリアにいるのかを正確に把握することが可能となる。

クラウドとサイネージでリアルタイムに可視化


本システムは記録をクラウド上に保管するため、管理者は現場に足を運ぶことなく、離れた場所からでもリアルタイムに入坑状況を確認できる。


また、現場側にモニターやPCを用意してサイネージ表示を行うことで、現場の作業員同士でも状況を共有できる。

最大60名までの同時表示に対応し、入場時間を起点として色が変化したり、制限時間を超えている作業員がいれば警告表示を出したりと、異常を視覚的に検知しやすい設計となっている。

これまで紙や札で行っていた履歴管理業務を自動化し、現場の安全性向上と管理者の負担軽減を両立するソリューションだ。



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WRITTEN by

デジコン編集部

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