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デジコン編集部 2026.2.9

ゲームエンジン「Godot」で3D-LiDAR点群シミュレータを開発。実機なしで検証可能に。タダノ社

CONTENTS
  1. 「準備不要」で開発スピード加速
  2. ゲームエンジンの産業利用を推進
株式会社タダノインフラソリューションズは2026年2月、イーソル株式会社(eSOL社)と共同で、オープンソースのゲームエンジン「Godot」を用いた「3D-LiDAR点群シミュレータ」を開発したと発表した。

大型産業機械(クレーン等)の運転支援機能の開発において、実機を使わずに仮想空間上でセンサ挙動の検証や仕様検討を可能にし、開発期間の短縮と効率化を図る。

「準備不要」で開発スピード加速


従来、建設機械などに搭載する3D-LiDAR(レーザによる三次元計測センサ)の検証には、実機の準備、計測場所の確保、日程調整など多くの手間と時間が必要だった。

今回開発されたシミュレータは以下の利点を提供する。


  • 仮想空間での再現: 実機仕様のセンサモデルと構造物を仮想空間(VECS)に配置し、点群データを取得できる。
  • 初期開発の迅速化: 実機を待たずに仕様検討やアルゴリズム開発に着手できるため、手戻りを減らし開発スピードを向上させる。

ゲームエンジンの産業利用を推進


本取り組みは、タダノ、eSOL社、およびXR開発のフレームシンセシス社の3社による「Godot活用促進」の枠組みの一環である。

Godotは軽量で高速、かつカスタマイズが容易なオープンソースのゲームエンジンであり、これを産業用シミュレータやHMI(ヒューマンマシンインターフェース)に応用することで、高度なビジュアル表現を低コストで実装することを目指している。







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