ニュース
デジコン編集部 2026.1.16

清水建設、大型曲面部材に対応した「材料噴射型3Dプリンティングシステム」を構築。鉄筋入りも可能に

CONTENTS
  1. 「鉄筋×3Dプリント」でデザインと強度を両立
  2. 型枠不要で、建築の自由度を拡張
清水建設は、コンクリート材料をノズルから噴射して積層する「材料噴射型3Dプリンティングシステム」を構築したと発表した。

このシステムは、従来の積層造形技術では困難とされていた「鉄筋」を内蔵した大型部材の製作を可能にするもので、自由な曲面形状を持つ鉄筋コンクリート部材を、型枠を使わずに効率的に製造できる。

「鉄筋×3Dプリント」でデザインと強度を両立


今回構築されたシステムは、ロボットアームの先端からコンクリートを吹き付ける「材料噴射(マテリアルジェッティング)」方式を採用している。

最大の特徴は、あらかじめ配筋された鉄筋の上からコンクリートを吹き付けて積層できる点にある。


これにより、構造部材として必要な強度を持つ「鉄筋コンクリート造」の大型曲面部材を、3Dプリンタで直接造形することが可能となった。

型枠不要で、建築の自由度を拡張


通常、曲面形状のコンクリート部材を製作するには、複雑で高価な型枠(木型や特殊型枠)が必要となり、コストや工期が課題となっていた。


本システムを活用することで、型枠レスでの施工が可能となり、コストを抑えながらデザイン性の高い建築物を実現できる。

また、現場での省人化や生産性向上にも大きく寄与する技術として期待される。



印刷ページを表示
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

建設土木のICT活用など、
デジコンからの最新情報をメールでお届けします

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。