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デジコン編集部 2026.2.3

足場の安全衛生情報をBIM上で可視化する「仮設8D BIM」サイトを公開。リスクポイントを3Dで特定。ダイサン社

CONTENTS
  1. 足場の「どこが危ないか」を3Dで直感的に
  2. 現場の「ヒヤリ・ハット」をBIMに還流
ダイサン(大阪市中央区)は2026年2月2日、一般社団法人仮設工業会と連携し、建設現場における足場のBIM活用と安全衛生水準の向上を目的としたWebサイト「仮設8D BIM」を公開した。

BIM(3次元モデル)に「安全(Safety)」の概念を加えた「8D BIM」を提唱し、足場の部位ごとに潜むリスクと、対応する法令・基準を紐づけた「安全衛生情報デジタルパッケージ」を提供する。

足場の「どこが危ないか」を3Dで直感的に


「8D BIM」では、枠組足場や手すり先行システム足場(くさび緊結式)の3Dモデル上に、事故が起きやすい「リスクポイント」をピンで表示する。


ユーザーはピンを選択するだけで、以下の情報を即座に確認できる。

  • リスクポイント: 足場の脚部、壁つなぎ、最大積載荷重など。
  • 情報カテゴリー: 関連する法令、災害事例、ヒヤリハット、組立手順など8項目。

これにより、経験の浅い技術者でも「どこにどんな危険があり、どの基準を守るべきか」を直感的に学習できるほか、ゼネコンやBIMオペレーターが足場計画を作成する際の安全ガイドラインとしても活用できる。


現場の「ヒヤリ・ハット」をBIMに還流


今後は、仮設工業会が提供する現場報告アプリ「KATETOS(カテトス)」との連携も予定している。

現場から報告された「生きたヒヤリ・ハット事例」をBIM上の安全情報へフィードバックすることで、より実態に即した高度なリスク管理を実現する。

また、メタバース空間での安全教育や遠隔パトロールへの展開も視野に入れている。




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