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デジコン編集部 2025.11.7

前田建設が技術ショールーム「CRAFTOPOLIS」を公開。マインクラフト風のデジタル空間で建設技術と共創を体験

前田建設工業は、保有する土木・建築・インフラ運営技術を体系的に紹介し共創の可能性を広げる新たな技術ショールーム「CRAFTOPOLIS(クラフトポリス)」を公開した。

マインクラフト風の世界に入り込んだような親しみやすい空間で建設の未来を体験的に学べる。

技術展示・シアター・ICI実験ルームの3つのエリアで建設技術の最前線を紹介


CRAFTOPOLISは、Craft(創造・建設)とMetropolis(都市・文明の中心)を組み合わせた名称で、前田建設が描く「理想の都市空間」を象徴している。

本ショールームでは、同社が有する保有技術・新技術をデジタル上で紹介し、まるでマインクラフト風の世界に入り込んだような親しみやすい空間で建設の未来を体験的に学ぶことができる。

現実とデジタルをつなぐ「建設のデジタルツイン」として、未来社会に残すべき価値を探求し、来場者に"つくる楽しさ"を伝えることがCRAFTOPOLISのコンセプトだ。


本ショールームは3つの主な展示エリアで構成されており、技術展示ルームでは、土木、建築、インフラ運営に関する幅広い技術を紹介。

ICT施工、ロボティクス施工、DXマネジメント、維持管理ソリューションなど、前田建設が蓄積してきた技術力と新たな開発成果を展示しており、来場者は各分野の技術資料や映像を通して建設現場の最前線を学ぶことができる。

シアター展示ルームでは、前田建設およびグループ各社の取り組みを紹介する動画コンテンツを公開している。建設を通じた社会課題解決、研究開発、共創プロジェクトなど、技術の背景にあるストーリーを映像でわかりやすく伝える。


ICI実験ルームでは、前田建設の技術研究所であるICI総合センター(茨城県取手市)にある最先端の実験施設を紹介している。

建設技術の原点となる研究や実証の様子を、遊び心のあるマインクラフト風の世界観で親しみやすく表現している。

今後は展示の拡充やオンラインイベントの開催を通じ、業界・行政・教育機関との協働を深め、次世代に向けた建設技術の共創フィールドとして進化させていく方針である。




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