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デジコン編集部 2023.3.21

東急建設、建設現場をVRで見学できるツールを制作。就活生に向けて企画。

東急建設株がVR空間で建設現場を見学できるツールを制作した。

このツールは就職活動を行う学生に対して、建設業の魅力を伝えるために、、東急建設の若手社員が企画・制作。

「VR建設現場」と「VR事務所」で構成され、例えば、実際に施工中の建築現場をモデルに生成したVR空間を、オンライン上でパソコンやスマートフォンを使って見学することができる。

新型コロナを機に学生の就活スタイルが変化する中、リアルに建設現場を訪れてもらう機会が減少し、臨場感やスケール感といった建設業の魅力発信に課題を抱えていた。

一方、同社では、長期経営計画において「人材」「デジタル技術」を競争優位の源泉に位置付け、様々な取り組みを推進しており、その一環として、東急建設の有志で集まった20代を中心とする若手社員がメタバースなどの新たな取組みを模索し、学生をターゲットとしたVR活用ツールが企画・制作された。

VR建設現場


  • 実際に施工中の建設現場を360°カメラで撮影し、生成したVR空間内を見学できるツール。
  • 空間内を自由に回遊できるほか、当社社員が現場内を5分程度で案内する自動ガイド機能を搭載。
  • 建設現場の臨場感やスケール感を、オンラインかつ短時間で感じることができる。

VR事務所


  • 社員がデスクワークや会議を行う現場事務所を再現したメタバース空間内を自由に見学できるツール。
  • 複数人が同時入室しコミュニケーションが取れるため、会社説明会等の機会で活用予定。
  • 入社後に働く環境のリアルな雰囲気をオンライン上で感じることができる。


参考・画像元:東急建設プレスリリース
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デジコン編集部

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