ニュース
デジコン編集部 2023.3.14

ACSL、日本初!「レベル4対応の無人航空機 第一種型式認証書」を国土交通省より取得

株式会社ACSLは、2022年12月より開始された無人航空機(ドローン)の型式認証制度※1において、2023年3月13日に、第一種型式認証書を日本で初めて取得した。

同社は今後、2023 年 3 月末までに日本初のレベル 4 飛行(有人地帯での目視外飛行)を実施すべく、型式認証を取得した ACSL 式 PF2-CAT3 型(以下「PF2-CAT3」)の第一種機体認証申請※2を進めていく。


PF2-CAT3  概要





※1 無人航空機の型式認証制度
型式認証制度とは、国土交通省が航空法に基づき、特定飛行に資することを目的とする型式の無人航空機の強度、構造及び性能について、設計及び製造過程が安全基準及び均一性基準に適合するか検査し、安全性と均一性を確保するための認証制度です。昨年 12 月 5 日より開始されました。

※2 第一種機体認証申請特定
飛行を行うことを目的とする無人航空機の強度、構造及び性能について、設計、製造過程及び現状が安全基準に適合するか検査し、安全性を確保するための認証制度です。型式認証を受けた型式の無人航空機は、機体認証の検査の全部または一部が省略されます。


ACSL 代表取締役社長 鷲谷 聡之 コメント

 
3月13日、日本で初めて、第一種型式認証書を国土交通省様から交付いただきました。

2022年 12 月 5 日に制度が開始して以来、国土交通省様やあらゆる関係者の皆様にサポートいただきながら、レベル 4 対応機体の安全性や均一性を証明するための検査や試験を社員一丸となって進めてきた成果といえます。

レベル 4 飛行においては、生活者の上空を飛行することを想定した機体開発が必要となり、今まで以上に安全な機体であることが求められます。

PF2-CAT3 は、あらゆる環境や条件での試験を実施し、航空法に基づく安全基準及び均一性基準に適合したと判定いただきました。

ACSLは、新たな市場を創っていくこと、そしてドローン業界をリードしていくことが使命であると考えています。

日本初の第一種型式認証書を取得したことにより、今後ドローンがますます生活者に身近なものとして社会実装されていくことを、推進していきたいと考えています。






参考・画像元:ACSLプレスリリース
印刷ページを表示
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

建設土木の未来を
ICTで変えるメディア

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。