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デジコン編集部 2025.2.20

ARAV、油圧ショベルの「自動積込システム」を開発。6月から特定機種向けに提供開始。ティザームービー公開

建設機械の自動運転技術を手がけるARAVは、油圧ショベルの掘削・積込作業を自動化するシステム「RX」の提供を6月から開始すると発表した。

後付け可能な自動化システムで作業効率を向上


対象機種をキャタピラー社のCAT320に限定することで、導入コストを抑制している。

同社の後付け遠隔装置「Model E」をベースに開発されたシステムは、LiDARセンサーで掘削対象を自動認識する。

オペレーターが指定した範囲内で効率的な掘削・排土作業を行い、ボタン一つで無人運転に切り替えることが可能である


複数台の油圧ショベルを1人のオペレーターで管理できるため、人手不足に悩む中小・中堅建設会社での活用が期待される。

有人運転と無人運転の切り替えが容易で、既存の建設機械への後付けにも対応する。

同社は2025年6月開催のCSPI 2025で実機展示を予定しており、今後は対応機種の拡大と複雑な作業工程への対応を進める方針である。




参考・画像元:ARAV株式会社プレスリリースより
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デジコン編集部

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