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デジコン編集部 2024.12.27

奥村組、小学生44人が技術研究所を見学。トンネル自動打設システムなど最新技術を体験

奥村組は土木学会関東支部と共催で、つくば市立前野小学校と今鹿島小学校の5年生計44名を技術研究所に招き、建設技術の体験見学会を開催した。

建設現場の自動化技術と材料実験を体験


「土木の日」協賛行事として開催された見学会では、建設業の社会的使命と最新技術を紹介した。

屋外実験ヤードでは、山岳トンネルの覆工コンクリート自動打設システムの実大実験施設を見学し、土木工事のスケールを体感した。

材料実験棟では、高速道路橋のプレキャストPC床版模型を使用し、「Zスパイラル工法」による鉄筋挿入作業を体験した。

コンクリートの強度試験を見学した後、生コンクリートを使用した植木鉢作りに挑戦し、材料の特性を学んだ。



室内環境実験棟では、スモーク入り空気砲を使用して気流の実験を行い、構造物と空気の関係を観察した。

建設業界の担い手不足に対応する省力化・省人化技術の重要性について説明を行った。

見学会は毎年この時期に実施されており、地域との交流と建設業への理解促進を図っている。


参考・画像元:株式会社奥村組プレスリリースより
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