ニュース
デジコン編集部 2024.8.21

パスコ、高精細3次元モデルデータの販売開始 〜 BIM/CIMへの新たな展開 〜

パスコは、デジタルツインや都市計画など多分野で利用可能なフルテクスチャー付き3次元モデルデータの販売を2024年8月1日から開始した。

このデータは、超高解像度の航空写真をもとに生成されており、BIM
BIM
(びむ)
「Building Information Modeling」の略。現在は「BIM/CIM」と併記されることが多い。測量・設計・施工・維持管理のプロセスを通して3次元モデルを導入し、仕様や時間・コストなどのさまざまな情報も含めて一元化して、作業効率化やスムーズな情報共有をめざす。
  • 用語一覧はこちら
/CIM
CIM
(しむ)
「Construction Information Modeling / Management」の略。今は「BIM/CIM」と併記されることが多い。測量・設計・施工・維持管理のプロセスを通して3次元モデルを導入し、仕様や時間・コストなどのさまざまな情報も含めて一元化して、作業効率化やスムーズな情報共有をめざす。
  • 用語一覧はこちら
や都市開発シミュレーション、エンターテイメント分野での活用が期待されている。

パスコは、国土管理や都市計画など、行政業務を中心にデジタルツインの活用を推進してきた。

今回のデータ販売開始は、Vexcel Imaging社の協力を得て、日本市場向けに高精度な3次元モデルデータを提供するものである。

このデータは、東京、神奈川、千葉、埼玉を対象に販売が開始され、今後さらにエリアが拡大される予定だ。

販売される3次元モデルデータは、BIM/CIMや都市開発、災害対策、エンターテイメント分野などで広く活用が可能である。

例えば、都市開発のシミュレーションや住民との合意形成、さらにはゲームやVRでのリアルな環境再現に貢献できる。また、防災や減災分野での被害予測や河川・港湾の管理にも役立つ。


参考・画像元:パスコプレスリリース
印刷ページを表示
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

建設土木の未来を
ICTで変えるメディア

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。