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デジコン編集部 2025.11.14

DJIが重量151gの小型ドローン「Neo 2」を発表。全方向障害物検知とジェスチャー操作に対応

DJIは2025年11月13日、新型ドローンDJI Neo 2を発表した。重量わずか151グラムとDJI製ドローンの中で最も軽量かつコンパクトな機体で、新たに全方向障害物検知機能に対応している。

手のひらで離着陸が可能、最大19分の飛行時間を実現


Neo 2はジェスチャー操作に対応し、手のひらだけでドローンを操作することができる。

機体正面左側に新たに小型ディスプレイを搭載し、選択中の撮影モードを分かりやすく表示する仕組みだ。


機体を自分側に向けて離陸ボタンを押すだけで、手のひらから離陸させることができる。

撮影が終わった後は帰還機能により、Neo 2はユーザーの手のひらを正確に検知し、安全に帰還して手のひらに着陸する。

ジェスチャー操作時は片手または両手でドローンの飛行方向やドローンとの間の距離をコントロールできる。


ドローンに向かって片手の手のひらを向けると、飛行中のドローンの左右や上下への移動をコントロール可能だ。

両手の手のひらをドローンに向けながら両腕を左右にそれぞれ広げるとドローンは遠ざかり、逆に両腕を閉じるとドローンが近づく。

さらにNeo 2は、音声操作にも対応しており、スポーツなどのアクティビティ中でもスマートフォンやBluetoothヘッドフォンを通じて飛行コマンドを送信できる。


DJI RC-N3送信機と接続すると、日本国内で最大6キロメートルの映像伝送距離を実現する。

カメラ性能は12メガピクセルの2分の1インチCMOSセンサーとf2.2の絞りを搭載し、高性能な画像処理プロセッサーで低ノイズでクリアな映像を撮影する。


2軸ジンバルに新たに対応し、映像の安定性を確保。最大100fpsでの4Kスローモーション動画や2.7K縦向き動画にも対応し、鮮明でディテール豊かな映像を撮影できる。

全方向単眼ビジョンシステムに加え、前向きLiDARおよび下方赤外線検知システムを組み合わせることで、障害物をリアルタイムで検知し安全な飛行を実現する。


デザインは、一体型プロペラガードを採用し、プロペラ全体をガードが覆っているため初心者でも安心して操作できる。

Neo 2は前モデルNeoと比べてホバリングおよびポジショニングの性能が向上しており、屋内や建物の近く、水上や雪上といった複雑な環境でもより簡単に飛行することができる。

レベル5の耐風性能と最長19分の飛行時間に対応している。49ギガバイトの内蔵ストレージを備えており、4K/60fps動画を最大105分保存できる。

Wi-Fi経由でスマートフォンに接続するだけで、最大80メガバイト毎秒の速度でDJI Flyアプリに素早く映像を転送でき、スムーズな編集や共有が可能だ。





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デジコン編集部

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