ミズノ、日進ゴムと協業し「Hyper Vソール」搭載のワークシューズを発売。耐滑性とクッション性を両立し労働災害対策を強化

ミズノは、日進ゴムの耐滑素材「Hyper V®ソール」を採用したワークシューズ「オールマイティ HV」シリーズを、12月20日よりミズノ公式オンライン限定で発売すると発表した。

足元が滑りやすい建設現場や製造現場での安全性を高めるため、両社の技術を融合させた新たな製品として展開する。

「転倒」災害防止へ、高いグリップ力と快適性を追求

厚生労働省の報告によると、労働災害における死傷者数は増加傾向にあり、その中でも「転倒」による事故が最も多くを占めている。

こうした背景を受け、ミズノは耐滑性能に定評のある日進ゴムの「Hyper V®ソール」をアウトソールに初めて採用した。


このソールはV字型の溝構造により、濡れた地面でも液体を効率的に排水し、高いグリップ力を維持することで転倒リスクを軽減する。

さらに、ミズノがランニングシューズ向けに開発した高機能素材「MIZUNO ENERZY NXT」をミッドソール全体に搭載した。

優れたクッション性と反発性を備えており、長時間の立ち仕事や歩行時の疲労軽減にも寄与する。

販売目標は発売から1年間で4,200足を見込んでおり、労働災害防止と快適な作業環境の実現に向けて普及を図る。