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デジコン編集部 2026.2.9

IIJ、現場作業者の「個人の熱中症リスク」を予測する新機能。WBGTと心拍数で判定

CONTENTS
  1. 「暑さ」×「キツさ」でリスクを可視化
  2. 改正労働安全衛生規則にも対応、追加費用なし
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は2026年1月、IoTデータを活用する「IIJセンシングデータマネジメントサービス」において、作業者個人の熱中症リスクを予測する新機能の提供を開始した。

従来の「場所(WBGT)」の管理に加え、ウェアラブルセンサーで取得した「人(心拍数)」のデータを掛け合わせることで、作業強度や個人の体調を考慮したきめ細かな安全管理を実現する。

「暑さ」×「キツさ」でリスクを可視化


これまでの熱中症対策は、現場のWBGT(暑さ指数)を基準にした一律管理が主流だったが、個人の作業負荷や体調差まではカバーできなかった。




新機能では以下の仕組みで「個人のリスク」を4段階(高・中・低・対象外)で判定する。

  • 環境データ: WBGTセンサーで現場の暑さを計測。
  • 個人データ: ウェアラブルセンサーで作業者の心拍数を計測し、日本産業衛生学会の基準に基づき「作業強度(身体的負荷)」を算出。
  • リアルタイム通知: リスクが高まると管理者にメール、Teams、Slackなどでアラートを通知し、休息や水分補給を促す。

改正労働安全衛生規則にも対応、追加費用なし


2025年6月に施行された改正労働安全衛生規則により、特定の高温環境下での熱中症対策が義務化されている。

本機能はこれに対応し、建設現場や屋外作業における安全管理レベルを引き上げるものとなる。

すでに同サービスを利用している場合、本機能は追加費用なし(センサー機器代は別途必要)で利用可能である。



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デジコン編集部

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