ツール紹介
デジコン編集部 2025.11.19

FLIGHTSが高精度ドローン搭載型LiDAR「EchoONE」の取扱開始。重量1.4キログラムで絶対精度RMSE1.5センチメートルを実現

FLIGHTSは、ドローン搭載型LiDAR「Teledyne Geospatial EchoONE Powered by Inertial Labs RESEPI」の取扱いを開始した。

高精度な点群データを高速に取得できるだけでなく、高いセキュリティ性能も兼ね備えており、データ活用の可能性を大きく広げる製品だ。

最大測距270メートル・最大8リターンで植生域の地表も正確に捉える


本製品はLiDARとIMUの世界的なリーディングカンパニーであるTeledyne Geospatial社とInertial Labs社が共同開発した。

高精度レーザーセンサーと高性能INS(慣性航法装置)をコンパクトに一体化したことで、ドローンによる広範囲の測量をこれまでにない高精度かつ短時間で実現した。

アメリカの国防権限法(NDAA)に準拠した堅牢なセキュリティ設計により、機密性の高い業務にも安心して利用できる。

測量、森林資源管理、インフラ点検など、さまざまな分野で活躍する汎用性と信頼性を備えた次世代のLiDARソリューションとなっている。

主な特長として、Teledyne Geospatial社製高性能レーザーセンサーと、Inertial Labs社製タクティカルグレードIMU「KERNEL-210」により、高度120メートルからの計測でも絶対精度RMSE1.5センチメートルの高精度を実現。

低ノイズでクリアなデータは幅広い用途に対応可能だ。

さらに、反射率20パーセントの計測対象物に対して最大270メートルの測距距離を有する強力なレーザーセンサーを搭載している。推奨最大対地高度は205メートル。

また最大8リターンの取得により、植生域で地表を正確に捉えるだけでなく、樹形の再現性も向上した。広域な空間を高い取得精度で計測できる。

軽量ながら機能を凝縮したコンパクトな筐体を実現し、重量はわずか1.4キログラムとなっている。

小型UAVにも容易に搭載でき、1フライトでの飛行時間延長・広域データ取得が可能だ。設計・開発・製造すべてにおいてセキュリティを重視した製品だ。






印刷ページを表示
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

建設土木のICT活用など、
デジコンからの最新情報をメールでお届けします

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。