ツール紹介
村本建設ら3社、配筋検査AR「BAIAS」に新機能「円弧計測モード」を搭載。橋脚などの曲面検査を効率化
村本建設、エコモット、GRIFFYの3社は、配筋検査ARシステム「BAIAS(バイアス)」において、新たに「円弧計測モード」の提供を2025年12月15日より開始したと発表した。
これにより、従来システムでは対応が難しかったコンクリート製ケーソンや橋脚などの円形構造物においても、ARを用いた配筋検査が可能となる。
「BAIAS」は、iPad ProのLiDARスキャナを活用し、鉄筋の間隔や本数を自動計測・帳票化するシステムである。2025年4月には国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)において、有用性が認められた「活用促進技術」に選定されている。
今回追加された「円弧計測モード」は、現場からの要望に応える形で開発された機能だ。
円形の構造物では、鉄筋が放射状や円周状に配置されるため、従来の直線的な計測機能だけでは対応しきれない課題があった。新機能により、円弧状に配置された鉄筋の間隔や本数を正確かつ瞬時に計測できるようになり、橋梁工事や港湾工事など幅広い現場での活用が期待される。
本システムは既に累計250以上の現場で導入されており、通信環境がない場所でも計測が可能な点や、一人でも広範囲の検査が行える点が評価されている。
これにより、従来システムでは対応が難しかったコンクリート製ケーソンや橋脚などの円形構造物においても、ARを用いた配筋検査が可能となる。
円弧状の鉄筋間隔・本数を自動計測
「BAIAS」は、iPad ProのLiDARスキャナを活用し、鉄筋の間隔や本数を自動計測・帳票化するシステムである。2025年4月には国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)において、有用性が認められた「活用促進技術」に選定されている。
今回追加された「円弧計測モード」は、現場からの要望に応える形で開発された機能だ。
円形の構造物では、鉄筋が放射状や円周状に配置されるため、従来の直線的な計測機能だけでは対応しきれない課題があった。新機能により、円弧状に配置された鉄筋の間隔や本数を正確かつ瞬時に計測できるようになり、橋梁工事や港湾工事など幅広い現場での活用が期待される。
本システムは既に累計250以上の現場で導入されており、通信環境がない場所でも計測が可能な点や、一人でも広範囲の検査が行える点が評価されている。
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