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デジコン編集部 2023.4.24

mign社、ChatGPT活用の建設特化の対話型AIモデル「chact」に新機能追加!BIM/CIMソフトのトラブル解決策を回答

mign社は2023年4月、ChatGPTを活用した建設特化対話AIモデル「chact(チャクト)」に新機能を追加した。

BIMCIMなどの建設系ソフトウェアのエラーやトラブルに回答してくれる。

建設系ソフトの種類とエラー内容をコピペするだけで、解決策を返答


mign社は、ChatGPTの言語モデル「GPT-3 davinci」を用いて、主要な建設関連法規(国土開発、都市計画、建築/住宅関連の法律/政令/勅令/府省令/規則、計429法規の全条文、5016の見だしと対応する条項号約65万文字※他の法律を参照するのみの内容は除く)を学習させた建設領域に特化した自然言語モデルchactを開発した。

今回の新機能では、業務で用いる「建設系ソフトウェアの種類」と「エラー」や「トラブルの内容」をコピー&ペーストすることで、ChatGPTが素早く解決策を回答してくれる。

設計業務のユースケースでは、まず社内システム(インターネット、メール、LINEなどのアプリなど)にchactを実装し、設計業務でエラーやトラブルがあったときにchactに質問を入力。

chactから、必要な対応方法や手続きなどの情報が得られる。対話のように質問を連続して入力することで、より詳細で正確な回答を得られる可能性がある。

なお、既存機能の主要な建設関連法規の情報を踏まえた回答するモデルは、GPT-4またはGPT-3.5を選択できる。カスタマイズにも応じており、建設関連法規以外のQ&A(顧客や協力会社とのメール履歴など)を学習したモデルの独自開発に加え、利用環境はブラウザ、メール、LINE、Slack、自社Webサイトの埋め込みも可能だ。





参考・画像元:mignプレスリリース



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デジコン編集部

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