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デジコン編集部 2025.4.4

錢高組(東京)。Excelベースの任意鉄筋モデリングシステム「BeCIM/GR」を開発・リリース

錢高組はJIPテクノサイエンスと共同で、BIM/CIMにおける任意鉄筋モデリングシステム「BeCIM/GR」を開発し、3月17日にJIPテクノサイエンスより一般提供を開始した。Excel表に入力するだけで3Dモデルが作成でき、複雑な鉄筋モデリング作業の効率化に貢献する。

専用ソフト不要でPC上部工の作業時間を1/3に短縮、属性情報付きIFCモデル出力も可能


本システムの最大の特徴は、3Dモデリングソフトウェアを使用せずに鉄筋の3Dモデルを作成できる点である。

ユーザーはExcelの表計算に鉄筋形状や配筋情報を入力するだけで、自動的に3Dモデルが生成される。

プレビュー機能により形状を確認しながら数値入力ができるため、入力ミスを防止することが可能だ。

出力形式としては、DXF形式や属性情報を持つIFC形式の3Dモデルに対応しており、様々なBIM/CIMソフトウェアとの連携が可能となっている。

入力データはExcel表のため、数量計算への流用も容易に行える点も業務効率化に貢献する。

対応可能な鉄筋モデルは多岐にわたり、軸方向筋、横方向筋、矩形・円形の帯筋、スパイラル筋など、コンクリート構造物で使用される様々な鉄筋タイプに対応している。

錢高組の試算によると、鉄筋のモデリングに要する時間は、形状が複雑なPC上部工では従来の1/3程度、形状が比較的単純な下部工では従来の2/3程度まで短縮できるとしている。

また、設計変更による鋼材配置の変更などモデルの更新にも迅速に対応できるため、工期全体の短縮にも寄与することが期待される。

BIM/CIM活用が国土交通省の大規模工事で原則適用となる中、特に煩雑で時間を要する鉄筋モデリング作業の効率化は業界の重要課題となっていた。




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デジコン編集部

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