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デジコン編集部 2025.4.1

世界初。浜松市と秩父エリアにドローン航路が開通。産官学8者が連携

経済産業省が推進する「デジタルライフライン全国総合整備計画」の一環として、世界初となるドローン航路が浜松市と秩父エリアに開通した。これにより物流や送電設備点検用途での商用運用が始まり、ドローン活用の新たな時代の幕開けとなる。

産官学8者が連携し河川・送電設備上空に合計約330kmの航路を整備


今回開通したドローン航路は、NEDOの「産業DXのためのデジタルインフラ整備事業」の成果として、グリッドスカイウェイ、トラジェクトリー、東京大学を含む8団体が参画して整備されたものである。


浜松市では一級河川である天竜川の上空約180km、秩父エリアでは送電設備上空の約150kmに航路が設けられた。


ドローン航路とは、ドローン運航のための社会的理解が進んだ範囲において、地上及び上空の制約要因に基づいて立体的に画定された運航環境を指す。

従来、ドローン運航事業者は地域関係者との調整・周知や飛行経路のリスク評価など煩雑な手続きを個別に行う必要があった。

この課題に対し、航路運営者がリスクアセスメントや地域関係者との調整・周知等を協調領域として集約することで、運航事業者の時間とコストを大幅に削減する仕組みが構築された。


デジタルライフライン全国総合整備計画では、このような協調領域を戦略的に切り出し、削減したコスト分を新たな競争領域への投資に振り向けることで、業界全体で経済性と安全性のバランスが取れた仕組みの実現を目指している。

経済産業省が推進する「デジタルライフライン全国総合整備計画」では、今後約10年間一級河川上空約1万km、送電線上空約4万kmをドローン航路として整備する計画である。

さらに、これらのドローン航路間の相互乗り入れを可能にすることで、全国津々浦々に網の目状のデジタルライフラインを構築することが構想されている。






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