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デジコン編集部 2021.7.2

国土地理院、3次元点群データの利活用アイデアを公募!【7/1〜12/15】

国土地理院は、社会の新たな情報インフラとして期待されている、建物や樹木等を含む標高データ(3次元点群データ)の整備に向け、国土地理院が試行提供する東北地方太平洋沿岸域の3次元点群データを活用するアイディアを公募する。寄せられたアイディア及び意見等は、より利活用しやすいデータ仕様の検討等に活用される。

国土地理院長の私的諮問機関である測量行政懇談会では、2020年10月30日、3次元地図の適切な整備や活用が図られていくよう、近年の情勢や技術動向等を踏まえ、測量行政が今後、取組んで行くべき事項を提言としてとりまとめた。

試行提供の範囲


そして、この提言を受け、国土地理院が作成した建物や樹木等の高さを含む東北地方太平洋沿岸域の3次元点群データを試行提供し、提供効果等の把握や本整備に向けた利活用しやすいデータ仕様の検討を行っていく。

3次元点群データは、i-Construction、自動車の自動運転、ドローンの運行管理、防災など、多様な分野での利活用が期待されてる。

公募の概要


公募期間
令和3年7月1日(木)~ 令和3年12月15日(水)
※ 応募者多数の場合、公募期間の途中で募集を終了する場合あり。
公募内容
3次元点群データの利活用アイディア
公募数
20程度を予定
応募資格
行政機関、研究機関、民間企業
試行提供
東北地方太平洋沿岸域の3次元点群データ
※ 点群データ編集・表示ソフトウェアを貸与。
費用負担
利活用案の検討等にかかる費用は公募参加者の負担。


公募詳細は「3次元点群データ利活用のアイデア募集サイト」までhttps://3dpointcloud.gsi.go.jp/




参考:https://www.gsi.go.jp/kanri/kanri61005.html
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デジコン編集部

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