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デジコン編集部 2025.2.14

ソフトバンクとセーフィーらが、建設現場のデジタルツイン化に成功。清水建設の工事現場で実証

コルクなど4社は、清水建設が施工する相鉄鶴ヶ峰付近連続立体交差工事において、建設現場のリアルタイムデジタルツイン化に成功したと発表した。

センチメートル単位の測位で現場を3D可視化


BIM/CIMクラウド「KOLC+」上に構築したデジタルツインに、ソフトバンクの高精度測位サービス「ichimill」から誤差数センチメートルの位置情報を連動させている。

これにより、重機や作業員の動きを3Dモデルでリアルタイムに再現することが可能となった。

セーフィーウェアラブルカメラ「Safie Pocket2 Plus」の映像も、現実の位置と同じ場所にデジタル空間上で表示される。

施工管理者は遠隔地から重機と作業員の動線、架線との離隔、杭打機械の位置などを正確に把握できる。

さらに、アスク社の四足歩行ロボット「Unitree Go2」による自動巡回も試行し、LiDARセンサーで取得したデータをデジタルツインに反映させることに成功した。

この技術により、人による巡回作業の負担軽減と、より精密な施工管理の実現が期待される。



参考・画像元:セーフィー株式会社プレスリリースより


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デジコン編集部

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