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デジコン編集部 2024.12.20

最大2トンの資材を自動搬送。竹中工務店と鹿島、アクティオがBIM連動型ロボットを開発

竹中工務店鹿島建設アクティオの3社は、BIMデータを活用して建設現場内を自律走行する資機材自動搬送ロボットを共同開発し、2025年4月までの実用化を目指すと発表した。

2D LiDARとBIMデータで自己位置を把握


新開発のロボットは、全長2.4メートル、幅1メートル弱のコンパクトな車体に、最大2000キログラムまでの資材を搭載可能である。

本体上部に搭載した2D LiDARセンサーが前方270度の範囲を検知し、BIMデータから作成した地図とマッチングすることで自己位置を把握する。

搭送対象となる資材用パレットには2次元コードを貼付け、バーコードリーダーで位置を検出する仕組みとなっている。

工事用エレベータと連携し夜間搬送も可能に


竹中工務店の「建設ロボットプラットフォーム」と鹿島建設の「自動搬送管理システム」を連携させ、資材の搬送予約から経路生成、運行制御までを一括管理する。



工事用エレベータと自動連携し、所定のフロアで荷下ろしした後、設定されたルートを自律走行して目的地まで搬送する。

休憩時間や夜間など人手の少ない時間帯での資材搬送を可能とし、建設作業員が本来の専門作業に専念できる環境を実現する。

実用化後のレンタル窓口はアクティオが担当し、建設RXコンソーシアムを通じて業界全体への展開を目指す。



参考・画像元:竹中工務店プレスリリースより
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デジコン編集部

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