ニュース
デジコン編集部 2024.12.10

ジザイエ、タワークレーン遠隔操作システムに新プラットフォームを導入。遅延0.2秒以下を実現

ジザイエは、竹中工務店の大阪市内作業所に、リアルタイム遠隔就労支援プラットフォーム「JIZAIPAD」を導入したと発表した。

独自開発カメラで映像遅延を改善し操作性を向上


従来のタワークレーン遠隔操作システム「TawaRemo」では、複数カメラからの映像にばらつきが生じていた。

新システムは独自開発の高解像度高速伝送カメラ「JizaiCam」の採用により、映像遅延を0.2秒以下に抑制した。

カメラには首振り機能を搭載し、オペレーターが上下左右を自由に確認できる環境を実現している。

従来は2つのモニターを3分割して映像確認を行っていたが、新システムでは画面分割なく全体把握が可能となった。



これにより視認性が向上し、周囲状況の正確な把握による安全性の向上も実現している。

本システムは2024年問題による労働時間減少や人材不足に対応する建設現場の遠隔操作ニーズに応えるものである。

ジザイエは今後、建設現場での更なる普及に向け、営業・開発拠点の拡大と採用強化を進める方針である。


参考・画像元:株式会社ジザイエプレスリリースより
印刷ページを表示
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

建設土木の未来を
ICTで変えるメディア

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。