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デジコン編集部 2021.4.21

国土交通省の3D都市モデルプロジェクト「Project PLATEAU」、12都市を新規公開

国土交通省が主導する日本全国の3D都市モデル整備・活用・オープンデータ化プロジェクト「Project PLATEAU(プロジェクト・プラトー)」が、新たに12都市の3Dモデルを追加およびリニューアルしたことを発表した。加えて、土地利用状況などの2Dデータも公開されている。




「Project PLATEAU」は測量した3Dの建物・地形情報と2Dの地図情報、そして調査から得られた現況利用情報を追加した、3D都市モデルを作成。誰でも利用可能なオープンデータとして公開するプロジェクト

PLATEAU Concept Film -Teaser ver.-

公開されている3Dデータの形式は「CityGML」「3D Tiles」「FBX」形式等。ゲームエンジン等に取り込んで使うこともできる。今回、データを新規追加・リニューアルした都市は以下になる。

  • 埼玉県毛呂山町
  • 千葉県柏市
  • 神奈川県相模原市
  • 石川県加賀市
  • 長野県伊那市
  • 長野県松本市(リニューアル)
  • 静岡県菊川市
  • 大阪府豊中市
  • 大阪府池田市
  • 広島県福山市
  • 福岡県久留米市
  • 大分県日田市


2020年12月には東京23区のデータがアップされており、都内各区ごとにほぼ全ての建物の概形を収録。また渋谷、新宿など一部地域では、詳細な形状とテクスチャデータも用意されている。さらに各モデルは「形」のデータだけではなく、各建物の地域情報、河川氾濫時の浸水ランクといった付帯情報も組み込まれている。

「プラトーって何?どんなものなの?」と気になった方は、PLATEAU公式サイトから利用できる「PLATEAU View」を閲覧してみてはいかがだろう。簡易的な形でPLATEAUを体感することができる。

PLATEAU View ▷  https://plateauview.jp/





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