アイサンテクノロジーが3D点群編集ソフト「WingEarth Version2.7.0」を発売。他システム連携強化とモデリング機能を搭載

アイサンテクノロジーは3月17日、大規模点群編集ソリューションの最新バージョン「WingEarth Version2.7.0」の販売を開始したと発表した。

INFINITY連携強化や3Dオブジェクト編集機能など測量・設計業務の効率化を促進する新機能を実装

本製品は3次元計測市場の拡大および3次元計測事業の増加に対応し、点群データの活用をより効率的かつ快適にするという基本理念のもと開発された。

新バージョンでは、操作性の向上に加え、点群データの利活用を拡大するための複数の新機能が搭載されている。

主な新機能として注目されるのが「INFINITY連携の強化」である。

地上レーザ測量システムを用いた3次元点群合成マニュアルに対応することで、異なるシステム間のデータ連携がよりスムーズになった。

また、「SketchUpの3Dモデル読み込み」に対応したことで、SketchUpで作成された3Dモデルを直接取り込み、点群データと組み合わせた設計・検証が可能となった。

「物体干渉機能の強化」により、点群データと3Dモデル間の干渉チェックがより精緻に行えるようになり、設計段階での問題発見が容易になっている。

さらに「3Dオブジェクト作成・編集機能」を新たに搭載したことで、点群データからより柔軟に3Dモデルを生成・編集できるようになった。

これらの機能強化は、測量業務から設計・施工までの一連の工程における作業効率の向上に寄与することが期待される。

標準価格は1ライセンスあたり1,650,000円（税込）で、3月17日より販売が開始されている。



参考・画像元：アイサンテクノロジー株式会社プレスリリースより