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デジコン編集部 2023.6.14

amus oneself、リーグル製「レーザーモジュール」搭載の「TDOT 7 NIRシリーズ」販売開始

ドローンメーカーamus oneselfは、リーグル社製レーザーモジュール「VUX120-23」を搭載した「TDOT 7 NIR-S」と「miniVUX-3UAV」を搭載した「TDOT 7 NIR」の2機種の販売を開始した。

TDOT 7 NIR-S 搭載「VUX120-23」


TDOT 7 NIR-S搭載のVUX120-23は、秒間最大240万点、400ラインの超高速レーザーモジュールで、ビームは、真下、前方+10°、後方+10°の3方向にビームを連続照射する。

これにより、建物・構造物の鉛直面、あるいは切立った急崖から成る幅の狭い谷地形のような、レーザー測量が苦手とする対象物に対しても、構造全体を捉える測量データの取得を可能に。

TDOT 7 NIR搭載  miniVUX-3UAV


TDOT 7 NIR搭載のminiVUS-3UAVは、秒間最大30万点、100ラインのレーザーモジュールだ。

最大の特徴はFOV(視野角)が360°あり、ドローン測量では不要となる上半分の180°の範囲をカットしても、180°の視野角はビルや橋脚、ダムなどの構造物、オーバーハング形状の地形に有効となり、安全なフライトでデータを取得することが可能。

TDOTシステム


TDOTが誇る高性能GNSS/INS航法システムを搭載

IMU(慣性計測装置)等を用いたINS(慣性航法システム)とGNSS測位の互いの長所を活かすGNSS/INS複合航法により、高精度でドローンの位置・姿勢・方位データを計測する。

TDOT 7 NIRシリーズは、GNSS/INS航法システムは、1秒間に数百万点というレーザー照射をしながらも、数cm級の高精度測量を実現するスペックを備えている。


TDOTシリーズ GNSS/INSの特徴


誰もが簡単に測量できるというコンセプトを実現させる統合プラットフォームTDOT 7 NIRシリーズは、
  • 測量現場でのプレビュー確認。
  • 飛行データをアップロードするだけで完了する最適軌跡解析。
  • 得られた正確な位置情報を点群データに付与する解析処理。

これら点群データを出力するまでの作業をシームレスに実施する。






参考・画像元:amus oneselfプレスリリース


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デジコン編集部

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