テラドローンは2023年1月11日、レーザードローン「Terra Lidar One」のハイエンドモデル「Terra Lidar X」を発売した。
この新機種はRIEGL製のスキャナーを搭載し、従来製品の絶対精度を10センチから5センチに向上した。
測量業界でUAVレーザーは主流となっているが、絶対精度10センチ以内の公共測量に応じた製品が多く、出来形測量も対応可能な絶対精度5センチ以内の高精度UAVレーザーは、高単価かつ重いなどの理由で実用化が難しいとされていた。
しかし、テラドローンは顧客や市場のニーズを調査するなかで、高精度なレーザードローンや解析まで外注でできる製品を望む声が多かったことを受け、Terra Lidar Xを開発するに至った。
新機種は、ジンバルから全て自社で設計開発を行うことで、DJI製Matrice 300 RTKの積載量をクリアし、製品化に成功。
4種類のRIEGL製レーザースキャナーのカスタマイズにも対応している。価格は、相場よりも約25%ほどコストカットし、モデル別で500~1000万円程度の低価格化を実現し、1498万円から提供する。
また通常のUAVレーザー計測には、高価な解析ソフトや専門人員が必要なため、導入時のハードルとなっていた。
そこでテラドローンは、容量と回数が上限無しとなる「クラウド解析プラン」を標準セットに組込んだ。大手航空測量会社出身の責任者を筆頭に、解析の専門家が無制限に解析を請け負うという。
この新機種はRIEGL製のスキャナーを搭載し、従来製品の絶対精度を10センチから5センチに向上した。
絶対精度5センチ以内の高精度を、低価格で実現
測量業界でUAVレーザーは主流となっているが、絶対精度10センチ以内の公共測量に応じた製品が多く、出来形測量も対応可能な絶対精度5センチ以内の高精度UAVレーザーは、高単価かつ重いなどの理由で実用化が難しいとされていた。
しかし、テラドローンは顧客や市場のニーズを調査するなかで、高精度なレーザードローンや解析まで外注でできる製品を望む声が多かったことを受け、Terra Lidar Xを開発するに至った。
新機種は、ジンバルから全て自社で設計開発を行うことで、DJI製Matrice 300 RTKの積載量をクリアし、製品化に成功。
4種類のRIEGL製レーザースキャナーのカスタマイズにも対応している。価格は、相場よりも約25%ほどコストカットし、モデル別で500~1000万円程度の低価格化を実現し、1498万円から提供する。
また通常のUAVレーザー計測には、高価な解析ソフトや専門人員が必要なため、導入時のハードルとなっていた。
そこでテラドローンは、容量と回数が上限無しとなる「クラウド解析プラン」を標準セットに組込んだ。大手航空測量会社出身の責任者を筆頭に、解析の専門家が無制限に解析を請け負うという。
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