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デジコン編集部 2022.10.28

スキャン・エックスに「樹木解析」機能が追加!11月にはオンライン説明会も開催!

レーザースキャナーや「OPTiM Geo Scan」などの各種機器で取得した3D点群データを、高精度クラス分類&解析ができるソフト「スキャン・エックス」に『樹木解析』機能が新たに追加された。

『樹木解析』機能の特長


森林の点群データから樹木1本ずつのデータを自動出力


  • LiDAR測量や写真測量で取得した森林の点群データをスキャン・エックスにアップロードし、 樹木解析ボタンを押すだけで、 樹木1本ずつ抽出したデータを自動出力。
  • 樹木の本数、 XYZ座標、 樹高などを自動算出。 CSVデータなどでダウンロード可能。

ScanXで自動分類した点群データ[緑:植生 オレンジ:人工構造物]


点群データに建物と森林が混在していても樹木のみを抽出できる


  • 取得した点群データに樹木以外の人工構造物が含まれている場合でも、 スキャン・エックスの自動分類で人工構造物と樹木を分けられるため、 樹木の点群データに対してのみ樹木解析が可能。

『樹木解析』により樹木1本ずつに色分けされた点群データ

『樹木解析』で抽出したデータをCSVで出力した例


森林の点群データが複数あっても並列処理のため、 作業時間削減


複数の森林点群データも並列処理で解析が可能。 1つの点群データ解析処理が終わるのを待って次のデータをアップロードする必要がないため、 点群処理の作業時間を削減。

『樹木解析』機能は、 スキャン・エックスを提供するローカスブルー社のリードデータサイエンティスト板倉健太氏(農学博士)が、 東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻 生物環境情報工学研究室在籍時に研究・開発したものだ。

11月1日(火)/ 11月9日(水)/ 11月22日(火)にウェビナーも開催!


新機能「樹木解析」の特徴や使い方を紹介するウェビナーも開催される。





参考・画像:ローカスブループレスリリース
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デジコン編集部

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