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デジコン編集部 2026.4.30

累計総運搬量115億トン・年間社会的価値3,600億円。コマツの鉱山向け無人ダンプトラック運行システム「AHS」が世界初の累計導入1,000台を達成

CONTENTS
  1. 2008年の世界初商用導入から18年。6か国・24時間365日稼働で累計115億トンを運搬
  2. インパクト会計で年間社会的価値3,600億円を算出。次世代SDV開発・無人散水車など自律型ラインアップも拡充へ
コマツは2026年4月22日、鉱山向け無人ダンプトラック運行システム(Autonomous Haulage System、以下AHS)を搭載した超大型自動運転ダンプトラックの累計導入台数が世界で初めて1,000台を達成したと発表した。

1,000台目は290トン積載可能なダンプトラック「930E-5AT」で、米国Barrick Mining CorporationのNevada Gold Minesに導入された。

2008年の世界初商用導入から18年。6か国・24時間365日稼働で累計115億トンを運搬


コマツのAHSは2008年に世界で初めて商用導入されて以来、チリ・オーストラリア・カナダ・ブラジル・スウェーデン・米国の6か国で鉄鉱石・銅・オイルサンド・石炭・金などの資源運搬のため24時間365日稼働を続けており、累計総運搬量は115億トンを超えた。

有人稼働ダンプトラックと比較して格段に高い安全性を実現するとともに、積込・運搬作業において15%以上のコスト削減効果が実証されている。


さらに最適運転制御による急加速・急ハンドルの低減でタイヤ寿命を40%改善する効果も確認されており、生産性向上と環境負荷低減を同時に達成している。

インパクト会計で年間社会的価値3,600億円を算出。次世代SDV開発・無人散水車など自律型ラインアップも拡充へ


コマツはAHSの活動を企業活動の社会的インパクトを金額換算するインパクト会計で算出した結果、AHSの導入により労働価値の創出や事故リスクの低減を通じて全世界で年間約3,600億円の社会的価値が生み出されていることを確認した。

今後はソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)の開発によるさらなる自動化進展に加え、走路メンテナンスをサポートする無人散水車など自律型・遠隔操作車両のラインアップを拡充し、鉱山オペレーション全体の安全性と生産性のさらなる向上を目指す。



参考・画像元:コマツ プレスリリースより 


「18年・6か国・115億トン・1,000台」——コマツのAHSが刻んできた数字は、鉱山自動化の歴史そのものですね🚛 年間3,600億円という社会的価値の算出はインパクト会計の好例としても注目。建設・土木分野への自律走行技術の展開加速にもつながる節目の達成です!
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デジコン編集部

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