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デジコン編集部 2026.6.3

転圧→AGVが自動走行で品質測定→リアルタイムヒートマップ。鹿島がA⁴CSELで盛土の締固め品質管理を無人自動化

CONTENTS
  1. 自動振動ローラが転圧したエリア情報をもとにAGVが自動走行経路を生成。非破壊測定で人力削孔作業を省力化
  2. ダムCSGに続き高速道路盛土に展開。積込・運搬・敷均し・転圧・品質管理の全工程が自動化へ
鹿島は、新名神高速道路の現場において、建設機械の自動化施工システム「A⁴CSEL®(クワッドアクセル)」に締固め品質管理の自動化を組み合わせ、盛土の施工から品質管理までの一連作業を無人で完結させる体制を実現したと発表した。

電気抵抗と水分量から締固め品質を算出する管理手法「Geo-DX Compaction®」の測定装置を牽引する自動走行車「A⁴CSEL AGV」を新たに開発し、施工面全域の締固め品質をリアルタイムかつ面的に可視化することに成功した。

自動振動ローラが転圧したエリア情報をもとにAGVが自動走行経路を生成。非破壊測定で人力削孔作業を省力化


A⁴CSEL AGVは自動振動ローラが転圧したエリア情報をもとに、エリア形状に応じた自動走行経路を自動生成して牽引測定を行う。



測定装置は新たに開発した牽引式RI水分計と電気抵抗測定装置で構成され、地盤上を牽引しながら水分量と電気抵抗を連続的に測定し締固め品質(乾燥密度・含水比等)をリアルタイムで算出する。

非破壊測定のため従来の人力での削孔や試料採取を要する試験を省力化でき、遠隔地から測定結果の確認が可能な管制システムも整備した。

測定結果は密度・水分量のヒートマップとして施工面全域にわたりリアルタイムで可視化される。

ダムCSGに続き高速道路盛土に展開。積込・運搬・敷均し・転圧・品質管理の全工程が自動化へ


A⁴CSELはこれまで自動バックホウによる積込み・自動ダンプトラックによる運搬・自動ブルドーザによる敷均し・自動振動ローラによる転圧と、盛土作業の4工程の自動化を実現していた。

今回の品質管理自動化の追加により、盛土の施工から品質管理に至る一連作業の完全自動化が視野に入った。

本手法は2024年に成瀬ダムのCSG工事で導入され試験要員を7割削減した実績を持ち、今回は高速道路盛土という新たな工種への試験適用となる。





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