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デジコン編集部 2026.4.29

洋上風力の余剰電力でAIデータセンターを動かす。ハイレゾが戸田建設から資金調達し「ワット・ビット連携」の地方分散型AIインフラ構築へ

CONTENTS
  1. GPUの膨大な電力需要と洋上風力の地方余剰電力が合致。経産省「ワット・ビット連携」構想の具体化へ
  2. 廃校・遊休施設を活用した地方5拠点の実績が基盤。石川・香川・佐賀に続く洋上風力連携拠点の展開へ
ハイレゾは2026年4月24日、戸田建設を引受先とする資金調達を実施した。

GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」を運営するハイレゾと、日本初の浮体式洋上風力発電実用化に取り組む戸田建設が連携し、再生可能エネルギーを活用した地方分散型AIデータセンターという新たなビジネスモデルの構築を目指す。


GPUの膨大な電力需要と洋上風力の地方余剰電力が合致。経産省「ワット・ビット連携」構想の具体化へ


本連携が解決を目指すのは2つの課題の「合わせ技」だ。ハイレゾ側の課題は、生成AI普及に伴うGPU需要急拡大に応える一方でハイエンドGPUの稼働に必要な膨大な電力コストと排熱処理コストが深刻な運営課題となっていることだ。

戸田建設側の課題は、洋上風力発電の適地が地方に分散しており主要需要地である都市部から距離があるため、発電ポテンシャルを十分に活かしきれないことだ。

両社の連携により地方の洋上風力発電所の近くにAIデータセンターを設置することで電力の地産地消を実現し、経産省が推進する「ワット・ビット連携」構想と地域産業の活性化への貢献を目指す。

廃校・遊休施設を活用した地方5拠点の実績が基盤。石川・香川・佐賀に続く洋上風力連携拠点の展開へ


ハイレゾはすでに石川県・香川県・佐賀県内の5か所で廃校などの遊休施設を活用したGPU専用データセンターを運営しており、地方分散型のデータセンター展開ノウハウを蓄積している。

今回の戸田建設との連携を機に、洋上風力発電という再生可能エネルギーとAI計算基盤を直結させた次世代モデルへと発展させる方針だ。






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